独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

塩を舐める

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

暑さ盛りの毎日でございます。
熱中症で倒れる方、お亡くなりになる方が続出でございます。
自覚がなくても水を飲む、日向に出ない、塩を舐めるといった対策をお取りくださればと存じます。
くれぐれも無理をしないよう、お願いする次第でございます。
最近は、携帯のできる熱中症計測器が大いに売れているとのことでございます。
気温と湿度とを計測し、機械が危ないとか、水分を摂れ、との指示を与えるとのことでございます。
おそらくは、学校や企業といった人の集まる組織での対策のためかと存じますが、自分の暑さくらいは、自分で管理すべきではないかと思う次第でございます。
ま、中には、我慢強い方、引っ込み思案のために、なかなか暑いので休ませてくれ、と言えない人も多いとのことでございます。
しかし、実際に倒れられると皆困るし、作業の手も止まってしまって大損害でございます。
おしゃべりは嫌われますが、言うべきことは言うようにしてほしいな、と思うものでございます。
さてさて、酷暑であっても、出歩かなければならないわたくしたちでございます。
水分を良く摂れと申しますが、忘れてはならないのは、塩っ気でございます。
基本的に、人の生理として、塩分の摂り過ぎはないとのことでございます。
塩っ気の強いものは、原則として食べられないのが人、という生き物でございます。
身体の塩分濃度が高まると、基本的に食べたくなくなる・食べられないのが、その生理とのことでございます。
食べたくなくなる・食べられないというのは、どういうことかといいますと、もの凄く塩辛く感じるのでございます。
つまり、ぺろりと塩を舐めて、からっ!と吐き出したくなる時は、じゅうぶんな塩っ気が身体に蓄えられているのでございます。
逆も当然ございます。
塩を舐めてみて、あら?おいしいと感じる時は、身体から塩っ気がなくなっているといったわけでございます。
なかなかに、この塩の味覚は当たってございます。
わたくしが出歩く際は、必ず塩を一つまみして、舐めて出かけます。
塩辛く感じた時は、OKサイン、塩分の備蓄はじゅうぶんといった次第でございます。舐めた後、コップ一杯の水を飲んで出かけるわけでございます。
反対に、塩を舐めてもおいしく感じたとき、または、塩辛くなかったときは、身体の塩っ気が足りていないわけですから、もう一つまみ塩を舐めて、水を飲んで出かけます。
味覚ですのでうまく言えませんが、舐めた瞬間はどろりと解けた感じがして味がなく、少したって、ああ、辛いかなあといったときは、塩っ気が足りないと踏んでおります。
塩を意図的に舐めておりますと、だいぶ、ぐったり感が減じるのでございます。
試しに、今日か明日にでも、塩を舐めた際の感じ方を確かめてくださればと存じます。
べろどろに汗をかいて帰ってきたときに、塩を舐めてみると、かなりおいしく感じるもんでございます。
暑い盛りの時は、スタミナ料理云々が言われますが、わたくし個人では、それよりも塩と水に意を払うべきだと、強く実感する次第でございます。
塩と水の2つに気を付けるようになって、だいぶ、暑さにへばることはなくなったように思います。
かいつまんでいえば、汗をかいて失ったものを入れるだけ、不足しがちになるものを多めに補給するだけでございます。
塩というのは、気付け薬としても使われていたそうでございます。
頭を打って気絶をしている人の口に塩を詰め込むと、ぎゃッと飛び跳ねるとのこと。
塩分控え目が喧伝されているので、何か塩をというものが悪者扱いされておりますが、人の生存にあたって不可欠なものでもございます。
摂るべき時は、摂るべきかと存じます。
塩と水とに気を付けると、だいぶ、体力の低下と疲労の蓄積を防げるように思います。
塩と水とで、暑さを乗り越え、目の前のすべきことに尽力してくださればと存じます。


水だけでなく

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