独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ドカンとやる

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

独学の最大の利点を、常に頭の片隅に置いていてくださればと存じます。
独学の利点とは、全てを自分で、自由に決めてもよい点でございます。
あらゆることは、どんどんと、変えて行けばよいのでございます。
自分が好きなように、自分が伸びるように、環境から進め方から学習計画まで、お勉強の殆どを変えていけばよいのでございます。
自分で変えていけるのか、独学の最大の利点であるかと存じます。
唯一変えられないのは、本試験のその日くらいでありまして、それ以外は、自身の裁量にかかっているわけでございます。
裁量の多いと何ができるかといいますと、徹底集中とでもいいましょうか、ある特定のことのみを勉強できることが挙げられるかと存じます。
1日なら1日それのみを勉強する、3日間なら3日間それのみを勉強する、1週間なら1週間それのみを勉強する、といったことが可能なのでございます。
必要があるなら、1ヶ月まるまるを、ある特定の勉強や対策に割いても構わないのでございます。
基本的に、こうした徹底集中のやり方は、あまり言われることがありません。
なぜなら、リスクが大きいからでございます。
たとえば、講師や先生の立場の人が、ある人に向かって、「あなたは○○について、これのみを1ヶ月間やるべし!」といったとしましょう。
しかし、もしその指導通りの勉強がうまくいかなかったならば、その責任の矛先は先生方に向かいます。
「お前の言うとおりにやったが、うまくいかんかったぞ」といったわけでございます。
ですから、だいたい、AもBもCも大事だよ、やっておくんだよみたいな、リスクの少ない言説が世にたくさん巡り巡るわけでございます。
しかし、独学となれば、お勉強の裁量は全て自身にありますから、どかんと時間を取って、ある特定の事項のみを勉強することができるのでございます。
試験勉強におきましては、全然わからないことや、特別に難しいことに時折、遭遇するものでございます。片手間の勉強では到底、理解の及ばないところがあるのでございます。
こうしたときこそ、独学の利点である自由さを発揮すべきときであるかと存じます。
学習計画通りにやれば、必ず試験に受かるわけでもありません。
基本はコツコツなのですが、コツコツで歯が立たないときは、ガブリと食いつかなければならないのでございます。
何日も、何回もやってはいるんだが、理解が進まない・憶えないといったところに遭遇した際は、大量の時間を投入して、その期間だけは徹底集中することをお勧めいたします。
今日の明日もあさっても、同じところを攻め続ければ、何とか解消の糸口くらいは見えてくるもの。
お勉強は、バランスよくやればよいというわけでもありません。
ときには自分でバランスを崩して、徹底的にやらなければならないときがあることを、頭の片隅に置いていてくださればと存じます。


厄介なところは

みんなとシェアする