独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

すぐないは、ないも同然

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強といいますのは、非常にランダムなものでございます。
確かに、一生懸命やれば実力は伸びるものでございます。
しかし、それがいつ伸びるのか、というと非常に曖昧で、不確かなのでございます。
振り返ってみれば、「できる」という現象といいますのは、気付いたらできていた、気が付いたらできるようになっていた、というのが正しい事情であるかと存じます。
○○を何回やればできる、とか、××という方法を取ればできる、と明白にはいえないかと思う次第でございます。
お勉強は、薬のような薬効を求めてはならないように存じます。
朝晩の食間に5粒飲めば効く、というものではないのでございます。
今日やっても明日やっても伸びないかもしれません。
しかし、やっていれば必ずできるようになる、というのが偽りのないところでございます。
このように、お勉強といいますものは、不確かでありながら確かなところのある作業でございます。
成長や伸びのランダムさに振り回されないよう、ご注意くださればと存じます。
さて、お勉強といいますのは、ランダムでありますから、わたくしたちとしては、あまり多くの事はできないものでございます。
たんたんと、目の前の事や課題、自分のすべきことを消化してゆくのみ、でございます。
しかし、わたくしたちが確実にできる事がございます。
それは、お勉強の環境を整えることでございます。そこで誰にでもすぐにできるあることを述べたく存じます。
それは、必要不可欠なものは切らさない、という事でございます。
お勉強に絶対的に必要になるものは、必ずすぐに取れるように、使えるようにしておくのでございます。
文具類は必ず用いるかと存じますが、切れていたり書けないものはないでしょうか。
赤ペンやマーカーなどは、使おうとしたときに必ず目的を達せられるようにしておかねばなりません。
切れていたら即、予備の2本目のマーカーに手がのびるくらいに、準備をしておかねばならないのでございます。
ちなみにわたくしの、筆入れセットはぼってりと大きく、まるで、太った子ネコ程度の大きさがございます。
というのも、えんぴつやペンといった文具類を、複数個用意しているからでございます。鉛筆削りすらも2個入れております。
こうしておくことで、物を切らさないように、たとえ、切れていてもすぐに使えるようにしているのでございます。
なにゆえ、こうしているかというと、取りに行く手間と時間をなくすためでございます。
これは、お勉強中に切れていることを知って、取りに行けばいい、という問題ではないのでございます。
取りに行く事を防がんがためなのでございます。
取りにいきますと、確実に集中が途切れるからでございます。
(あそこの戸棚に取りに行こう)と席を立つ、これだけでわたくし達の集中は途切れるのでございます。
じゃ、立ったついでにトイレに、いや、コーヒーを、などなどと雑多なものが頭と心に入ってくるのでございます。
再び席についたときは、5分かそこらの時間が経っているでしょうし、おそらく、集中度は低下して、元の状態に戻すのに結構な意思力が必要と相なることでありましょう。
集中状態に入ったら、出来る限り、言葉を換えて言うなら、絶対にそのものを終らせるまでは、ある程度の目途がつくまでは、席から離れてはなりません。
離れると、余計な手間と時間を食い、また、作業の質が落ちるからでございます。
使おうと思ったものがないのは、自分で自分のやる気と集中に水をぶっかけるようなものでございます。
こうした準備は、100%確実に。こちらの側で整えることのできるものでございます。
ならば、わたくしたちは、できることはきっちりとやるべきであるかと存じます。
お勉強そのものはわたくし達の自由になりませんが、お勉強の周辺については、アレやコレやとできる事があるように考える次第でございます。


準備は

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