独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

身の回りに集める

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強のコツは、星の数ほどございますが、「整理整頓」はその筆頭であるかと存じます。
お勉強といいますのは、集中しなければできかねないものでございます。
雑然、とした部屋では注意散漫となりますので、集中力も途切れがちになります。それか、なかなか集中に入っていけないかと存じます。
お勉強になんだか身が入らない、こうした状態にある方は、是非とも身の回りの整理整頓をしてくださればと存じます。
まず手始めにやるべきは、ゴミ捨てでございます。
ごらく品は全て捨てるか、箱にしまいます。後ろ髪が引かれるでしょうが、問答無用にておしまいください。
次に新聞や雑誌、フリーペーパー、チラシ、ダイレクトメールの類を捨てていきます。
郵便物はできるだけ、来た当日に処理してくださればと思います。今度、明日、と思っていくと溜まる一方です。
溜まった郵便物を1つ1つ調べるのは、実に億劫でございます。
来たその日に処理すれば、それでおしまいでございます。わたくしは、大概5秒で捨てるか取っておくかを判断するものでございます。
さて、余分なものがなくなって、身の回りがすっきりしましたら、回りにお勉強に必須のものを置いていきます。
このとき、お勉強でよく使うものは、必ず手の届く範囲に置くようにしてください。
席を立って取りに行く、ではいけないのでございます。
よく、テキストや問題集を机から離れた本棚に置く人がおられますが、まったくの誤りでございます。
アレが見たいな、と思った瞬間に手に取らないと、そこで、その「勉強思い」は消え去ってしまうのでございます。
見たいな、で、即、でございます。この動作1つで、お勉強の集中が途切れずに済みます。
同様のことは、テキストや問題集、過去問といったお勉強の教材に限りません。
文房具の類も、必ず手の届くところに置いておかねばなりません。メモ用紙、ポストイットの類も同じでございます。
使いたいと思ったら即、使えるようにしておかねばなりません。ですから、ある程度の予備も備え付けておき、また、切れた時は速やかに補充をしておかねばなりません。
これまた、使いたい道具がないだけで、集中が途切れてしまうのでございます。
線を引こうとしてペンがなかったりすると、即、(どこにある?)というお勉強とは関係のない思念が頭に湧いてしまいます。
しかも、いらいらっという、鬼子の感情も湧いてきてしまいます。
集中した状態が途切れるのは、とてももったいないことであるのをご理解いただければと存じます。
逆に言うと、集中を切らさないように身の回りを整えると、お勉強のストレスを減じることができる、というわけでございます。
盛り上がってきた気持ちや高くなったテンションを、つまらないことで失うのは、実にもったいないことなのでございます。
もとの集中した状態に戻すのは、結構な労力と時間を食うものでございます。
個人的なことを申しますと、わたくしは出先でよくテキスト等を見ていたのですが、家に帰って「さ!て!やるか!」というとき、鞄の中にテキストを入れたままにしていたがために、それを取りに行こうと席を立つときに、高まったテンションに水がぶっかけられるようなメンドクサさを感じたものでございます。
同様の事情の方は、帰宅後は即、持って出た教材を机に置くようにしてくださればと存じます。
お勉強で必須のもの、よく使うものは必ず、身の回りの、手の届く範囲においてくださればと存じます。
これだけでも、お勉強の能率は大きく変わっていくように思います。


手の届く範囲に

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