独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

索引利用

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強に気の乗らない時があるかと存じます。
テキストを読んだり、問題を解いたりする事に、飽きてしまう事もあるかと存じます。
しかしながら、このようなときでも、続けたほうが良いのがお勉強の真実でございます。
とはいえ、めんどくさいのも、これまた真実でございます。
こうした、やりたいけどやりたくない、二律背反の状態に陥った時は、これまでとは違ったタイプのお勉強で過ごすのが良いかと存じます。
無理やり従来のお勉強内容を強行すると、例えば、問題演習の上に問題演習を、テキスト読解の上にテキストを乗っけられたら、やる気が大激減してしまいます。
だから、他の違ったお勉強でクッションを設けるわけでございます。
オススメしたいのは、テキストの巻末にある索引を利用したお勉強でございます。
索引を利用して、見落とした用語・語句、忘れてしまった言葉がないかを確かめるわけでございます。
やり方は簡単で、ざっと「あ」行から、順に流して見ていくだけでございます。
「あ」が終れば、「い」、「う」と続けて、最後まで語句の確認を続けるというわけでございます。
途中、知らない用語、見たことのない用語、あやふやな用語があれば、テキストの該当文にあたっていきます。
重要な語句であれば赤丸かチェックを入れて再確認のときの目印を付けておきます。
どうでもいい、それ程重要ではないものなら、索引上に「ソレホド」「ヒマナトキ」「△」などと記しておけば、復習時や確認時に無駄な事で時間を使わずに済むかと存じます。
このように作業自体は単純なのですが、これがなかなか手強い上に作業量も多く、また、勉強効果も高いのでございます。
テキストの文章上や問題集の問題の中ではわかることでも、語句そのものを直接出されるとうまく考えられない事は多々ございます。
試験には出ない語句、重要でない語句、編集上の理由で載せられただけの語句なら、別にできなくても構いません。といいますか、できなくて普通です。
しかしながら、試験の頻出事項や重要な用語がピンと来ないのは、いただけないものでございます。
出題者側はわたくし達の盲点を突いて参ります。出るもの・重要なものについては、できるだけ手厚い処置が必要でございます。
一個一個を見ていくのは手間がかかりますが、しっかり抜け落ちをお手当くださればと存じます。
できていると思っていた重要語句や用語が意外にできていなかった事に気付き、まだまだだなという新鮮な気分を味わえるかと存じます。
これまでのお勉強の進め方の見直しにも繋がるかと思います。
さて、この索引勉強は、試験によって索引にある語句数は変わってくるでしょうが、結構な時間がかかるものかと存じます。
当然ではありますが、1日やそこらでやってしまう暴挙は止めてください。1週間から十日くらいは見ておいても構わないかと存じます。
小分けしてノルマ化して、1日に適度な数の用語を確認するようにしてください。この言葉の海を泳ぎ切ると、これまでにはない自信が生まれるかと存じます。
違うお勉強で自分を満たしたら、新たに手にした自信を元に、従来のお勉強にお戻りくださればと存じます。


1回やれば

みんなとシェアする