独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ゴールから

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

上手な学習計画作りは、ゴールの設定から始まります。
まず、最初にゴールを作ってから、日々のお勉強内容を落とし込んでいくわけでございます。
この点、スケジュール管理や日程の設定とは違うかと存じます。
当たり前の話なのですが、ゴールがあるからスタートがあるのでございます。
何にも考えずに野菜を切ったり、お湯を沸かしたり、靴を履いたり、外套を羽織ったりはしないはずでございます。
何か目的・ゴールがあってこそそうするわけであります。学習計画も、まずゴールからなのでございます。
計画作りの下手な人は、ゴールを設定せずに、毎日の日課なりを決めていきます。
目的も目標も、期限も決馬頭に突然、1日にテキスト○○ページ、問題集○○問をするといった計画を立てるのでございます。
こうした意図も企図もない学習計画は、穏当に三日坊主で終ります。
計画というのは、明白な目標・ゴールと期限があってこそのものでございます。そのふたつがなければ計画などではないのでございます。
学習計画を作るに際してはまず、いつまでに、何を、どこまで済ませたいかを決めてほしく存じます。
適当で構いません。
(今週いっぱいで5章まで終らせたい)(問題集をここまでやっておきたい)といった感じでようございます。
いつまでに○○を終らせたいというゴール像を作ってから、それを日々に割り振っていくわけでございます。
期限までの日数で割ったものを各勉強日に割り振るのもいいでしょうし、緩急つけてある日は少なく次の日は多く、平日は少なく土日は多め振るといった塩梅で結構でございます。
そのあたりは、皆様方の生活状況に応じた作業量を振り分ければ良いかと存じます。
上手な計画作りというのは、ゴールの設定が先にあります。逆ではないのです。
ゴールがあるから、そこに到るまでの詳細が決まってくるわけです。
最初にしっかりしたゴールを設定するからこそ、建設的かつ具体的に、そして、柔軟性をもって計画に向かい合うことができるのです。
ゴールの設定は中盤あたりまでは適当で構いません。といいますか、完全なる目標など立てないようにするのがコツでございます。
学習計画なんて風邪を引けばひっくり返るものなのですから、想像が付く範囲で、このくらい程度の曖昧かつ適当な目標でよいのでございます。
勿論のこと、ゴールの設定を誤りとてもできそうにないどでかい目標を立てたりもしましょう。
しかし、それも実力未分化の状態では仕方のないことでございます。
お勉強に慣れ試験範囲の各項目の難易度が把握するにつれて、より正確な目標と期限の切り方が付いて参ります。
ある程度の事ができるようになってから、正確かつ精密な計画を立てるようにすればよいかと存じます。それまでは、適当で進んでいけばよいでしょう。
取り敢えずは、明白なゴールと期限を定めた学習計画を作る事から、お勉強に取り組んでほしく存じます。


ゴールから

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