| カテゴリー: 過去のススメ |
わたくしは強く、お勉強と体調の関係を重視するものでございます。
お勉強とは頭脳労働のように見えますが、頭脳が身体の一部である以上、身体の影響を受けざるを得ないと考えております。
例えば、集中力でございます。
集中力は精神力や性格などが強い因子だと思われがちでございます。
しかし、とびっきりの集中状態を除けば、集中状態は目の疲れと強く関係しているかと思います。
集中が切れてきたなあと思ったときは、ゆっくり目を閉じてまぶたの辺りがどんな感じになっているか、調べてみてほしく思います。
重かったりぼってりしているかと存じます。また、まぶたを閉じたときは、眼球がじんわりして、意外に目が乾いていることに気付くかもしれません。
また、肩や首のあたりをさすってみてください。筋肉が張って結構な硬さになっているかと存じます。
わたくしは、集中力が途切れるというのは、一種の身体からのサインであると考えている次第でございます。
ですから、集中力が切れたときには、何らかの動作をさしはさんで、筋肉の凝りや血流の改善を図っている次第でございます。
ムリに集中を続けようとするよりも、ちょっとした何かをさしはさんだ方が、結局は長く集中状態を維持できるかと存じます。
とはいえ、仕事や家事その他の雑用で身体のあちこちがかちこちになっているかと存じます。
そこでオススメしたいのが、半身浴でございます。
今更感のある半身浴でありますが、やはりいい物はいいといわざるを得ないのでございます。
といいますのも、普通のお風呂の入り方では、なかなかに身体が温まらないからでございます。
人間の身体は80%が水分でございます。ならば、体重60キログラムの人には、48キログラムの水分がございます。
48キログラムの水分は、リットル換算で48リットル、48,000ccもあるわけでございます。
牛乳パック48本分の液体の温度を数度上げようと思った場合、結構な時間がかかるのは言うまでもないかと存じます。
お風呂にざっとはいっても表面の語句わずかな部分のみが熱されただけで、内部の殆どには熱が及んでいないわけでございます。
体温が上がれば代謝も良くなり、体中のいたるところに溜まっている疲労物質や老廃物も排出されます。もちろん、身体が楽になるのはいうまでもありません。
1週間に一度くらいは、少し肌寒いくらいの温めのお湯に下半身だけ、胸より上は浸からないようにして、温めのお湯に1時間強は浸かり、身体の芯まで暖めてくださればと存じます。
いかに常の風呂やシャワーが、身体の表面しか温めていないかを実感できるかと思います。逆に、こんな温めのお風呂でも十分に身体の温まる事をご体感できるかと存じます。
半身浴を1時間もすれば、寝るときまで身体は温かく、寝ているときも通常の倍以上は汗をかくかと思われます。
勿論、寝汗のような性質の悪い汗ではなく、起きたら体中の節々が軽くなるような汗でございます。
半身浴の効果は如実に感じられるかと存じます。
まあ、長風呂は周りの人の迷惑になるので先に入らせてしまい、ラジオを持ち込む、本を持ち込む、テキストを持ち込む等して、半身浴の1時間をお過ごしくださればと存じます。
にじみ出てくる
2009年12月1日 8:44 PM
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