独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

身体の感覚から

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強の敵はまず、「眠さ」であるかと存じます。
難解な文章、どうでもいい練習問題、不可思議な過去問を前にすれば、誰だって眠たくなるものでございます。
疲れていれば、なおさら眠りを誘うものでございます。
30センチ先も見えないモヤが頭に立ちこめ、どんなにがんばってもまぶたはひっつこうとするものであります。
こうも眠くなってしまいますと、1文字すら頭に入っていかず、お勉強は頓挫してしまうわけでございます。
次の大敵は、退屈さであるかと思います。
お勉強と言うのは基本的に繰り返しが基本でありますから、見るのも読むのも解くのも、殆ど変わりません。
同じ、手垢の付いたテキストや問題集、過去問がわたくしたちの勉強相手でございます。
同じものを相手に、同じようなことを同じようにやるのでございます。そら、退屈でありますよ。
テキストと問題集を開いても、ひとつも読もうとも解こうとも思わなくなってしまう、これこそ退屈の仕業なのでございます。
次の敵は、飽きでございます。
どんな美人でも、3日もすれば飽きると申しますが、美人の「び」の字もない、無機質で無愛想な存在に対して、どうして飽きずにいられるでしょうか。
それはもう、退屈の塊といっても、まったく過言ではございません。
このように、お勉強とはもともとが眠たい上に退屈で、飽きやすいという三重苦を背負っている存在なのでございます。
しかし、わたくしたち自身で決めたことでございます。合格する!と決意したのでありますから、途中で放り投げるわけにも行きません。
そこで、どうしたらいいか、と言うわけでございます。
まず、眠たくて退屈で飽き飽きしている状態というのは、身体の感覚もぼんやりとしているものでございます。
ですから、まず、身体感覚を取り戻すことが重要であるかと考える次第でございます。
まず、椅子から立ち上がるなり、せんべいザブトンから腰をあげるなりして、立ち上がりましょう。
そして、相撲取りがやるように、太ももをバシンと手の平で叩きます。場所は、おしりでも構いません。
できるだけ強く、関取が気合を入れるように「バシリバシリ」と叩いてみてください。
太ももやおしり以外には、わき腹を叩くと目が覚めます。皆様方におきましては、いい音が発せられるかと存じます。
腕や胸をグーで叩くのもようございます。これまた、朦朧としてきた意識がはっきりとしてきます。
わたくし個人は、叩きで気合を入れた後で四股を踏みます。
片足を高く上げて数秒間、そのままの姿勢でいます。足の外側の筋肉がびりびりとしてきたところで、ズンっと床を踏み抜くように踏みつけます。これを4〜5回行っております。
片足を上げて不安定な姿勢になると、脳がバランスを取ろうと活性化するのでしょうか、頭がかなりスッキリするのでございます。
最近わたくしは四股を踏むのにはまっておりまして、実に手軽な気分転換方法と考えている次第でございます。
1日に数回、1回につき4〜5回程度踏んでおります。これだけでも十分、血の巡りが良くなって、かっかとしてきます。
四股の動作から思いますに、まず、腰痛予防、足の外側の筋肉を鍛える、バランス感覚を良くする、あと痔の予防にも(意外におしりの筋肉が刺激されているので血行がよくなってうっ血が減るように思います)効果があるのではないかと考えている次第でございます。ちなみに、痔は血流障害の病気とのことでございます。
ま、痛いぐらいに太もも・おしり・お腹・腕を叩いてみてください。できれば、足がつるくらいに高く上げて四股を踏んでみてください。
なお、女性の方につきましては、誰も見ていないところで、コッソリお願い致します。100年の恋も冷める姿を見られるのは一生の不覚となりかねません。
男女平等共同参画社会とはいえ、四股を踏む女性だけは絵になりません。周りの人がトラウマにならないためにも、コッソリお願い致します。
わたくしたちは、痛みや刺激によって現実に立ち返る生き物でございます。
ばしばし叩いて気合を入れ、ドスコイと四股を踏んで身体と脳を活性化して、お勉強の3つの敵に抵抗してくださればと存じます。
気合や精神力で渡り合うよりも、はるかに楽であるかと存じます。


身体から

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