| カテゴリー: 過去のススメ |
弱り目に祟り目と申します。
得てして悪いことがあれば更に悪いことが続き、不景気のともなれば、ますます悪化赤字が拡大するわけでございます。
お勉強におきましても、不調となれば以前よりも更に下の成績にまで落ち込むものでございます。
皆様方におきましても、悪いことには悪いことが、嫌なことには嫌なことが続く同様のご経験(熱くて苦いとろみ湯)をされてきたのではないかと存じます。
いつもは持っているのに、たまたま今日という必要になる日に限って忘れるものでございます。
しかも、雨が降ってきて、全身雨霰のようにびしょぬれになって、しかも、携帯が微妙に浸水してボタンが効き難くなったりするのでございます。
しかもそのうえ、予定していたお店なり会社なりの目的地では、意中の人が不在であったり店自体が閉まっていたりするのでございます。
(なんて日だ!)と罵りたくなる日もあるものでございます。
今期は赤だとがっかりしていたら、社員の使い込みが発覚したり、戦力社員が辞めていったり、突然の円高で思わぬ為替差損が発生するなど、事態は更に悪化するのでございます。
(グゥゲエエ!)と悪魔に心臓を掴まれるようなときがあるのでございます。
とはいえ、悪いことに悪いことが重なるのは、完全なる偶然とは言えないものでございます。
「それをきっかけに噴出する」といった方がよろしいかと存じます。
いいと思っていたときにでも、悪いことの萌芽は水面下で着々と進行し、悪いことが起きて体力が落ちたときに一気に表面に息吹くわけでございます。
ひとつひとつを検証していけば、以外に根っこが繋がっているものでございます。
泣き面に蜂は、意外に論理的でございます。全くゼロのところからは発生しないものでございます。
悪いことには悪いことが続くと肝を洗っておき、油断なくしておくことが賢明であるかと存じます。
さて、暗雲系の文章で進めて参りましたが、逆のことも真実でございます。
つまり、良いことには、良いことが続くというわけでございます。
いい感じだなと思っているときには、意外に副収入が飛び込んできたり、思わぬ出会いや縁が生まれたりするものでございます。
お勉強におきましても、良いときというのは存在するものでございます。
もちろん条件があって、お勉強を続けてきた人のみがそれを享受できるのですが、ぐうんと実力が伸びる「良いとき」があるのでございます。
このようなときこそ、実力の桁を上げるチャンスでございます。
お勉強の良いときとは、具体的には、お勉強が楽しくなってきたそのときでございます。
序盤の無知蒙昧状態から脱却し、あれもこれもに見当が付き、だんだんと頭に蓄えたものを自由に使いこなせるようになったあたり、でありましょうか。
やることが噛み合ってくると言いますか、楽しくなってくるのでございます。
正解していい気分、たとえ間違っても、その原因にスムーズに到達でき、やった感・達成感を強く感じるのでございます。
こういうときは、頑張りが報われるときですから、サボることなくしっかり通常の3割増してお勉強に励むことが肝要であるかと思います。
良いときには、意図的に良いことを続けるのが肝腎でございます。更に上々の結果を享受できるかと存じます。
悪いことには悪いこと、嫌なことには嫌なことが続くのですから、その逆を享受して何のことがありましょう。
逆に言えば、良いことの連続・プラスにプラスを享受するからこそ、来る泣き面蜂状態に備えることができるわけでございます。
良いときは、どんどんと良い状態・良い事を享受してくださればと存じます。
このことが、やるべきときにやる真髄でございます。
良いことには
2009年9月29日 9:22 AM
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