独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

油を絶やさず

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

油断大敵という言葉がございます。その意味は、まさに言葉の通りでございます。
機械の中には、油類がどうしても必要となるものがございます。
油類とは、たとえば、グリスであったり潤滑剤、オイルなどなどで、機械の各部品の熱を冷ましたり動きを良くしたり、その他、埃や湿気から守る働きがございます。
ま、身近にあるものといえば、自転車のチェーンに塗るチェーンオイルでありましょうか。
何ゆえに、油断、つまり、油を絶つのが大きな敵となるかといいますと、油類がなくなるとそれらの機械の部品は早々にぶっ壊れるか、機能しなくなってしまうからでございます。
油ひとさししておけば、なんてこともなかったのに、それを怠ったが故に手ひどい時間のロスや手間を被ることになるのでございます。
自転車のチェーンへ油を注さずギイギイ言わして走っておれば、早晩、チェーンが切れるか、それか、チェーンが外れやすくなって、修理や買い替えという実にめんどくさい事態に陥ることになりましょう。
自転車ですから、それくらいで終わりますが、自動車やバイク、その他産業用工業用の機械ともなれば、油を注さなかったが故に馬鹿馬鹿しいコストを負担せねばならなくなるわけでございます。
とはいえ、こうした油類に関わる問題というのは、発生自体はきっちりおさえられるものでございます。
油類を切らさず、常にある状態にしておけば良いからでございます。
では、どうすれば、油を切らさないできるかといえば、3日なら3日ごとに、1週間なら1週間ごとに、1ヶ月なら1ヶ月、半年なら半年と、一定の期間ごとに定期的な点検をしていけばよいのでございます。
わたくしたちを悩ます、お勉強における記憶につきましても、同様のことが言えるかと思います。
記憶というのは、何度も何度も目にしたほうが残ります。これは、明らかな記憶の真理でございます。
逆に言うと、何度も見ない限り、わたくしたちは憶えたことを必ず忘れて行くというわけでございます。
ですから、復習という作業を以って、かつて勉強したことを見直して記憶を改めて行くのでございます。
そこで、油を絶やさない定期的な点検を、お勉強に取り入れてみてはどうかと思うのでございます。
誰しも不安な箇所、憶え難い箇所、忘れやすい箇所というものがございます。
そういったところは、まるでぬかみそ床をかき混ぜるかのように、何度も目を通していかないと、あっという間に記憶は薄れていきます。
気付いたら全て忘れていたという最悪な事態も、油断していると当然起こりうるものでございます。
こうした徒労を回避するには、期間を決めて定期的にチェックを施すのが1番でございます。
緊急的で実に忘れやすい特Aの箇所には、3日に1回は目を通すように致しましょう。
やや不安なところは1週間に1回、かつて苦手であったところは1ヶ月に1回、見直していけばよいでしょう。
機械類のメンテナンスをするかの如くに、記憶というものをお考えくださればと存じます。
点検を怠ればダメになって行くのは、記憶も機械類と同様なのでございます。


記憶の

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