独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

朝のうちに幾分か

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

これまで、ススメにては、朝のお勉強を推奨して参りました。
朝一番だと脳がそれほど疲労しておらず、大いにお勉強が捗るからでございます。
夜のお勉強だとうんうん唸っていたことが、朝にやるとすっと理解に及ぶことが多い、というのがわたくしの個人的な経験でございます。
ですから、難しいことはできるだけ朝にやって、簡単なこと、確認的なこと、記憶するようなことは夜にやるようにしているのでございます。
夜、眠い目をこすって30分の勉強時間を取り、寝入る時間を30分押すのであるなら、わたくしは、早々に寝入ってしまい、朝30分早く起きてお勉強に取り組むかと存じます。
ポイントは、時間数は変わっていない点でありまして、時間帯を変えていることでございます。
同じ30分なのですが、それを何時やるかで事態は大きく変わってくることを、方法論のひとつに組み入れて欲しく存じます。
朝やると進むというのみならず、朝にやっておくとその日1日、気が楽なのでございます。
まったく何も手が付いていない状態ではなく、多少、終わっている状態だからでございます。
家に帰ってから「必ずやらねばならぬもの」が残されているよりかは、「もうちょっとやればいいもの」「少し終わっているもの」が残されている方が、大いに気が楽なのでございます。
気が楽であれば、やらないとなあとうだうだグダグダする割合も少なくなりますから、お勉強のサボり係数も下がるというものでございます。
少しでも済ませておけば楽になる、このメカニズムを利用しない手はないかと存じます。
難しいことでも、少しでもやっておけば、突破口が開けると申しますか、まったくのゼロに比べれば手が付けやすいかと存じます。
巨大な堤防も、蟻の開けた穴ひとつで決壊すると申します。
油断するなということですが、逆に言えば、どんなに巨大で難しくて量があって頭が痛いものでも、蟻穴ひとつで突破できるというわけでございます。
電車の行き帰りで今日やるところをさっと流し読みするだけでも、違ってくるかと存じます。
今は蒸し蒸しして湿度に消耗する梅雨時、そして、すぐに汗だくの毎日となる真夏日が到来いたします。
体力面、スタミナ面、気力の面からも、朝の方が有利であるかと存じます。
疲れてどろどろの状態でお勉強に臨むよりも、しゃっきりした朝で幾分かすませ、夜は余力を以って残ったものへの掃討戦に臨んだ方が負担は少ないかと思います。
数少ない気合や精神力のカードを使うよりも、まずは、今できる手段とソースの中で現状の突破をお考えくださればと存じます。


めんどうなことを

みんなとシェアする