独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

期間方式

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

ひとつやふたつのことなら、今すぐにでも憶えられることがかのうでございます。
わたくしたちの脳には、ごく短い間のみですが、すぐに憶えることのできる機能があるからでございます。
今日の朝に何を食べたかくらいは、憶えられるものでございます。
しかしながら、多くのことはすぐには憶えられないのでございます。
今日・明日中までに大量のことを憶えようとするのは、実に大変で手間のかかる作業でございます。
そのうえ、効果の程もそれほどございません。
力づくで憶えたとしても、本試験の日までには大方を忘れてしまっていることでしょう。
わたくしたちには、本試験というその日までの期限を有していることを忘れてはなりません。
いうなれば、本試験の日までに、完全に憶えてしまえばいいわけでございます。
逆に言えば、本試験以外のときは、憶えていなくても、忘れてしまってもよいのでございます。
ただ、本試験という本番のときにさえ、きっちり憶えてすぐに思い出せる状態になっておけばよいのでございます。
試験勉強におきましては、大量のことを憶えておかねばなりません。
たとえば、表やリスト、一覧表をまるっと憶えておかないと、1点取れなかったり選択肢の選択に致命的な障害を及ぼしたり致します。
そのほか、表現が硬くて読み難いわかり難い定義を、いくつも頭の中に納めていかねばなりません。
こうしたものは、いちどきに、すぐに憶えようとするよりも、3日なら3日、1週間なら1週間とある程度の時間を見て憶えていくのがよろしいかと存じます。
最初の1日目あたりは、何がどれだけあるかの把握に努め、2日目では特に憶えていなければならない重要事項や頻出事項のみを憶えようとします。
それ以降は、そのほかのものを付け足すように憶えていきます。もちろん、重要・頻出事項の再記憶を欠かしません。
そうこうして、全体の記憶が出来上がってきたら、全部をまるっと思い出せるように、記憶の弱いところは補強したり、ごろ合わせを作って思い出しやすくします。
これは一例ですが、すぐに憶えないととあたふたするよりかは、しっかり頭の中に入っていくかと思います。
とても憶えられない!というものでも、合格者の人は憶えたわけでございます。
いうなれば、合格者の数だけ憶えられた人がいるわけですから、平均的なわたくしたちができないはずがないのでございます。
憶えるのは一本槍・一本調子ではいけません。
ある程度時間を取って、自己流の工夫を重ねくださればと存じます。


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