独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

机の上を整理せよ

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

机の上には何も置かないのが最上でございます。
何にもない机は、妙な安心感がございます。空間があることは、それ自体でわたくしたちに気分の余裕を与えるのでございます。
さて、そうはいっても、気付けば机の上には物が増えてくるものでございます。
モノは、モノを呼ぶのでございます。
そのままにしておくことと、あっという間に机の上は物で一杯になるのでございます。
机の上に物が置けるのは、全体の20%まででございます。逆に言えば、机の上は80%の広さを確保すべし、ということでございます。
ここでいう「机」とは、何も勉強机に限らないものでございます。
リビングの机、食卓机など、机と付くものは何でもでございます。
ここで思い起こしてくださればと存じます。ダメな奴・ダメになった奴・ひどい目にあった奴でございます。
ダメ系の人間の机の上は、得てして、めちゃくちゃではなかったでしょうか。
飲み干したジュースやらビールの缶、吸殻、ライターが散乱。読み終えた新聞はそのまま。雑誌チラシフリーペーパーが積み重ねられ、郵便物やら家自動車の鍵がじゃらりと置かれている、先週渡した資料がそのまま、メモがあちこちに、賞味期限の過ぎたお菓子があり、なぜか同じものが、たとえばセロハンテープやカッターがごろごろしているなどなど、何が何やら、物置なのか机なのかわからない状態になってはいないでしょうか。
どうして机の上にものを置くな、整理せよというのかというと、机の上は、自分の頭の状態を表しているからでございます。
つまり、机の上が物でごちゃごちゃなら、頭の中も取るに足らない何かで一杯であるというわけでございます。
こと、お勉強におきましては、頭の中がどれだけ整理されているかで、勉強効率は変わってくるものでございます。
それは、記憶から理解まで、幅広い領域で影響を及ぼすものでございます。
もっというなら、頭の中がごちゃごちゃであるというのは、自分が何をすべきなのか優先順位が決まっていないということでございます。
何をしたらいいのかわからなければ、行き当たりばったりの、重要度の意識も頻出の概念が欠けたお勉強になること、必須でございます。
勉強能率は落ちざるを得ないわけでございます。
基本的に机の上には、リビングの机では花瓶か観葉植物程度、食卓机ならソース・しょう油指しなどの良く使うものを、勉強机であれば文房具を詰め込んだペン立てか辞書くらいが、上に置ける関の山であるかと存じます。
ざっと自分の机の上を頭に浮かべ、何か人形やら飾りやら、雑誌や本やらで占拠されている風景が浮かんだ人は、家路に着くときにゴミ袋を買って、今晩中に片付けくださればと存じます。
先ほどもいいましたが、物が置けるスペースは全体のうち2割まででございます。
それ以上は、要らない物・必要のない物・ゴミやガラクタの類と考えてもらって結構でございます。
ざっくり捨てるなり置き場所を変えるなりして、机の上をすっきりさせて、自分の頭もすっきりさせていただきたく存じます。


机の上が

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