独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

良い状態

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強の常とは、「良くはない」でございます。
わたくしたちは、お勉強以外にもやることがたくさんあるわけで、トラブルやアクシデント、その他雑用に囲まれた日々でございます。
仕事や家事育児で目を離すことができなければ、心身ともにぐったりするものでございます。
延々と高々半世紀にも満たない人生訓やどうでもいい家族話を聞かされて、耳が腐ってしまうこともありましょう。
こうしたことが原因で、お勉強時には、ぼうっとしていたり、頭が回らなかったり、ちょっとした事に気付かなかったりで、憶えられない・理解に乏しくなる・不注意が多発するとういった状態になるものでございます。
しかし、全くできないかといえばそうでもなく、すらすらできないくらいで曲りなりにでも読んだり書いたり解いたりできるのでございます。
お勉強というのは、大半がこうした良くも悪くもない状態で行うのが常であるとお考えくださればと存じます。
とはいえ、数は少ないとはいえ、良い状態というものあるのでございます。
良い状態とは、穏やかに高揚している状態でございます。炭が燃えている状態にたとえることができるかと存じます。
いい状態だと、淡々と燃え続ける炭火の如くに、無理やり「やるぞー!!」と活を入れることなく、すうっとお勉強に臨むことができます。
また、やる気と集中力が持続いたします。普通なら疲れて終わりという時間を越えて、お勉強に取り組みます。炭火の火力の長さを思い浮かべてくださればと存じます。
正解しようが間違えようが、心は揺れ動かずに淡々と処理します。温度が一定の炭火の如くに、でございます。
もちろんのこと、良い状態にあるときは、お勉強の効率も高くなってございます。
テキストを読めば、まるで洗い立てのシャツを収納ケースに入れるが如く、ぱっちりぱっちりと頭の中に整理されていきます。
問題集や過去問の解説を読んでも、難なくわかっていきます。難しいことやわからないことでも、勘が冴えるといいますか理解の勘所をぎゅっぎゅとおさえられるものでございます。
こういった状態が、良い状態といえるかと存じます。
ただ、残念なことに、こうした良い状態は多くはないのでございます。
どうしたら良い状態になるのか、わたくし自身探求してはいるのですが、未知数でございます。
時間があれば良い状態になるのかといえば、時間がたくさんあるがゆえにグダグダになることも多々でございます。
心が幸福感に包まれていれば良い状態になるのかといえば、その幸福感を崩すようなお勉強などしたくはないものでございます。
仕事やその他家事育児が順調なら良い状態になるかといえば、また、そうではありません。
中々に、意図的に良い状態になる条件や環境を当てることは難しくなってございます。
とはいえ、良い状態は厳然として存在していることははっきりしてございます。
どうしたら良い状態になるか、良い状態に近づくことができるか、皆様で探求してくださればと存じます。
ちなみに、わたくし目の実地体験からいいますと。。。
1:酒はダメ。2:満腹感はダメ。
となってございます。酒を毎日飲んでいたり、毎食パクパクと胃の腑に納めていきますと、眠くなったり頭が動かなくなったりと、良い状態からは遠ざかることは間違いないかと存じます。
良い状態の敵は酒と満腹であることははっきりしておりますので、皆様はこの2点を踏まえて、あれこれと分析探求してくださればと存じます。
そして、この2点以外に良い状態を阻害するものや良い状態になりやすいものをご発見くださればご一報くださればと存じます。


少しでも

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