| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強の不安と心配事は、引きも切らないものでございます。
特に、自信を失いかけているときは顕著でございます。
今さっき勉強したことがきちんとできているかどうかすら、不安に思うこともあるかと存じます。
ま、先に結論を言っておきますと、不安に思ったことは的中するとお考えくださればと存じます。
できたかしらんと思うことは実際にはできていませんし、憶えているかどうか不安なときは憶えていないものでございます。
とはいえ、ガックリすることはないかと存じます。それが普通だからでございます。
やったことというのは、まあ、3割から4割は即失われるのが事実でございます。
それが大半の人の常でありますから、いたずらに落ち込まないことが肝要であるかと考えます。
逆にいうなら、やったことの6割・7割が記憶に残っただけでも、よしとしたほうがよろしいかと思います。
お勉強の不安というのはその通り的中いたしますので、(まあ忘れるわな)、(できなくなっていて穏当だな)程度に見ておけばよろしいでしょう。
本当に、記憶の良し悪しや理解の度合いなどは赤の他人事くらいに見ておけば、いざできない・忘れたという現実に直面しても、しゃっらとできるかと存じます。
というのも、記憶というのは、だんだんと出来上がって行くものでありまして、最初70%だったものが75、80、85と完成度が増していき、本試験の直前期あたりで99%の記憶の保持を狙っていけばいいのでございます。
まだまだ先のことなのに、忘れたからといって落ち込んだり、勉強の効果が低いといって嘆くことはないのでございます。
さて、以下述べることは諸刃の勉強方法でありますので、十分ご考慮の上、行ってくださればと存じます。
記憶を維持する・記憶を良くするには、あたかもぬか漬けを作るかのように、毎度毎回手を入れることでございます。
この手間を惜しまないなら、大概のことは覚えていけるかと存じます。
しかし、毎度毎回何回見ても憶えの悪いものがあるものでございます。
こうした徒労が繰り返される事態に陥ったときは、逆のことをしてみるのでございます。
つまり、敢えて見ないようにするのでございます。意図的に忘れようとするのでございます。
実際には、時間を置いたり、距離を取ったり、間を設けていけば、よろしいかと考えます。
時間や間、距離を取っておきますと、再び目にしたときには、理解が十分と思っていたことでさえも、フトこういうことなんじゃないかなといった発見やヒントを見出すのでございます。
記憶上は時間を置くのはよろしくはない行為なのですが、更なる理解のためには、熟成期間というべき時間をがある程度、必要となるのでございます。
もちろんのこと、忘れることも多々出て来るでしょうが、理解が進んだり深まった分だけ、以前よりも記憶の糊がよいことでありましょう。
時間を置くという逆記憶法のあることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
ただ、この方法は、何度も見直しているにもかかわらず記憶の着床が悪いもの限定とした方が、サボり回避になるので賢明であるかと思います。
やはり、確実に記憶を維持するには、何度も見直すのが王道でございますよ。
やっても
2009年4月20日 11:14 AM
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