独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

何かを書いておく

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

独学とは、その名の通りに、孤独な勉強方法でございます。
講師や教師の方は居ませんし、教材も自ら足を運んで探求していかなければいけません。
ですから、その他のことで頼りになる人であっても、たとえば、電球を取り替えてといわれれば嬉々として取り替える人・ボタンが取れた、Yシャツネクタイを見た立ててくれといわれればニコニコする人であっても、殊、お勉強ともなればおれにわたしに聞くなよという態度を見せるのでございます。
さもありなんでございましょう。
なんたって当事者であるあなたですら、ほんの1週間前は知らなかったことでございます。
他の人がわかるわけがないのでございます。
ま、嫌われたくないなら、他人にとってはどうでもいい質問をしないことかと存じます。
ですから、お勉強上の問題はやすやすと人に聞けず、己自身の力で解消していくことのなるのでございます。
さて、では、お勉強上の問題をどうやって解決するかでございます。
まず、おさえておきたいのは、わたくしたちには本試験までの期限があることでございます。
その日までに解決できればいいのでございます。
ですから、解決までには時間があるとお考えくださればと存じます。
お勉強上の大概の問題は、時間をかけてみていけば解決するものの方が多くなってございます。
逆に言えば、わからないからといって、そこに拘泥してもなかなか解決には向かわないのでございます。
また、お勉強の問題点というのは、本試験その日までに解決できないものが2〜3個ほど不可避的に出てまいります。
たとえば、マスターするのにもの凄く時間と手間を投入しなければいけないが、1問出るかでないわからない箇所などは、解決できない問題の筆頭でありましょう。
そんなものは、うっちゃて捨て問にしたら良いわけであります。いざとなれば、捨てることもできることに気付いておれば、もっと問題解決は気楽になるかと存じます。
では、時間をかけるとはどういうことかというわけでございます。
それは、後々で見直す、やり直すことを前提に、今のお勉強を執り行っていくことでございます。
テキストや問題集を読んだり解いたりしているときに、神妙な顔をしてじっとしていないでしょうか。
わたくしが薦めますのは、とにかく何かを書いていくことでございます。
コメントメモアンダーラインの類で、自分がここを勉強している、ここがわからないという印を残しておくことでございます。
お勉強ではちょっとしたコメントやメモが、当時の記憶を呼び覚ます鍵となっております。
後々で、少しの書き込みが考えるヒントや突破口、暗記記憶の手助けになるものでございます。
何も書かず真っ白のままでは、そのお勉強の努力もすっきりさっぱり消えていくものでございます。
何かを書き残しておくこと、それが独学を進めるコツであるかと存じます。
さて、注意点をひとつ。
当サイトでも述べていますが、書き込むのはテキストか、問題集・過去問の解説部分にのみでございます。
問題集や過去問の問題文には何ひとつ、線一つですら書いてはいけません。後々のヒントを書いてしまうと、今後の問題演習の効果を下げてしまいます。
書き込む先だけはご注意くださればと存じます。


せめて

みんなとシェアする