| カテゴリー: 過去のススメ |
独学では、こつこつ型のお勉強を推奨している次第でございます。
しかしながら、このことは、世間一般の「こつこつがよい」ということを、そのまま踏襲したわけではないのでございます。
こつこつも、時にはよくないことがございます。
こつこつは目先のことだけにまい進します。
そのため、飛躍を思考から締め出してしまうのでございます。
事業であれ人生であれ、ときに、後先構わず飛び込まねばならないときがございます。
見る前に飛ばないと突破できないこと・わからないことがございます。
こうした状況の中で、延々とこつこつやっていても仕方がないのでございます。
経営環境や生活習慣の変化に取り残されれば、潰れるのみでございます。
皆様には、「こつこつ」が変わらないための教条になっていないか、お確かめくださればと存じます。
飛躍があるこそ、人なりビジネスは大きく成長するものと実感してございます。
さてさて、お勉強についてでございます。
お勉強でなぜ「こつこつ」を推奨するかというと、最終的に早いからでございます。
経験からいっても、お勉強はこつこつ型が強いのでございます。
どういうことかというと、お勉強は記憶に拠っているからでございます。
いくら合理的な勉強、たとえば、テキストの素晴らしい読み方や重要なところのみを読む方法があったとしても、重要語句や定番事項を憶えられなければ、意味がないわけでございます。
いくら効率的な勉強方法、たとえば、問題を100問200問解く方法があったとしても、選択肢のひとつひとつの解き方と答え、解説の言い様をおさえることができなければ、演習した意味がないわけでございます。
結局、試験とは記憶の戦いでございます。
いくら合理的かつ効率的な勉強であっても、憶えていなければ全くのナンセンスなのでございます。
逆にこういうこともできましょう。能率的で合理的であれば、憶えることができるのか?と。
さにあらずでございます。
ですから、独学においては、回数を前提としているこつこつ型のお勉強を推奨しているのでございます。
回数さえこなせば、どんな人でも、大概のことは憶えていけるものでございます。
回数をこなすのは、意欲とやる気さえあればできるので、難しい理屈も理論もありません。
お勉強においては、こつこつとやる方が着実に実力を蓄えることができ、合格に最も近づけるやり方であると考える次第でございます。
故あっての
2009年3月13日 11:19 AM
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