独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

改善の余地あり

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

整理して憶える、というのが、記憶のコツでございます。
つまり、わからないまま、混沌としたままで憶えようとしてはいけない、というわけでございます。
ま、憶えたい人はやってもらっても結構でございますが、憶えるのに一苦労することでありましょう。
整理して憶えるというのは、憶えるべき対象を理解し、構造を把握し、全体像・全体的位置付けができてから憶えるということでございます。
よくはわからないことを闇雲に、念仏を唱えるかのようにつぶやいても、記憶の残り方は悪いものでございます。
整理してから、本格的な憶えこみに入っていったほうが、記憶の着床や思い出しやすさなどの点で、格段に負担は下がります。
丸暗記や棒暗記でうまくいかないところは、しっかり整理されてから憶えこみに入るように、ご助言する次第でございます。
しかしながら、整理したのに憶えられない、憶えが悪いという方も居られるかと存じます。
しかし、それは、単に「まとめたつもり」になっていることが多いのでございます。
整理・整頓に終わりというものはありません。最近、つとに感じることでございます。
わたくし自身のこととなりますが、先日、中掃除をしたところ、膨大なゴミにまみれて一苦労いたしました。
余分な服は買わない、道具類も熟考して買う、本・漫画はどうしても要るものを買う、雑誌・郵便はその週内で処分、などと数々のゴミ対策を取ったにもかかわらずでございます。
できあがったゴミ袋は5袋、潰したダンボールは10箱、捨てた本・漫画は50冊以上となった次第でございます。
それらをゴミ捨て場に持っていくめんどくささといったらたまりません。何往復したのかわからないほどでございます。
自信満々に「おいらの家は整理・整頓され、ゴミなど無い!」と思っていてこの体たらくでございます。
しかし、考えればまだまだゴミはあることに気付いたのでございます。着ていないスーツ、思い出ボックス、保管雑誌箱などなど、次回のゴミの日までに処置せねばならないゴミの山が控えている次第でございます。
特に思い出の品など、他人から見ればただのゴミでありまして、これから一生涯、これらの品々に付きまとわられるかと思うと、捨てようと決心した次第でございます。
再度申し上げたく存じます。
整理・整頓に終わりなし、でございます。
もっと良いまとめ方、整理の仕方はあるものでございます。
整理してもなかなかに憶えられないという方は、たとえば、メモ用紙一枚のみを使ってまとめるなどして、まとめ方や整理の仕方をより磨き上げてくださればと存じます。
ちなみに先のメモ用紙一枚まとめは、最も必要なもののみをピックアップすると言う意味で取捨選択の良い練習になるものでございます。
わたくしたちにはちゃんと憶える機能が備わっているのでありますから、それに適うやり方に改善を続けるのみであると考える次第でございます。


まだまだ

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