独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

怒りと恨み

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

怒りと恨みという2大感情は、持たないほうが良いといわれてございます。
これらふたつの感情を抱いていると、身体のほうが悲鳴をあげるからでございます。
何かに怒ると、頭がかあっとするというのは、適当な形容詞・擬態語であるかと考えます。
その言の通りに、頭が熱くなって血管がぴくぴくするのを体感できるかと存じます。
そう、怒ると血の巡りが良くなり過ぎてしまい、おそらくは、血管や心臓の負担が急激に高まるのでございます。
怒ったときに深呼吸をしてくださればと存じます。
息の調子と心拍が普段と全く違うことに気づくかと存じます。
いったん怒りの状態に入ると、呼吸も息も荒々しく変わってしまい、元に戻そうとしてもなかなかうまくいかないのでございます。
元の状態に戻るのには、結構な時間がかかることを発見するかと存じます。
怒りっぽい人は早死にするといいますが、さもあらん、と思えるような心身の状態になることを、お確かめくださればと存じます。
さて、上記の怒りは本当にわかりやすいのですが、身体で恨みを体感するのは難しいものがございます。
恨みというのは、内にこもる点が特徴であるかと存じます。
ある意味、怒りとは外に向かって発奮されるのですが、恨みとは、しんしんと中へ中へ、内へ内へと入っていくような感じが致します。
恨みが身体に好くないのは、どんどんと、発散されないエネルギーが身体に溜め込まれていくことでありましょう。
ガソリンや灯油入りのポリタンクを家に買いこんでしまっていくようなものでありまして、おちおち、タバコも喫えないかと存じます。
わずかな火の不始末で爆発する危険性は言うまでもありません。
この爆発が発病に当たると考えれば、シックリ来るのではないかと存じます。
しかしながら、これら怒りと恨みは、全く無駄ではないのでございます。
意味や効用があるからこそ、人体に備え付けられている機能ということができましょう。
料理でたとえるなら、怒りや恨みは香辛料の類と考えてもよろしいかと存じます。
スパイスを効かせ過ぎると料理はダメになってしまいますが、全く無いとそれはそれでおいしさは半減するものでございます。胡椒のないステーキというのも、あれかなあと。
怒りも恨みもスパイス程度に、時には摂取することをお勧めしたく存じます。
たとえば、グダグダした日が続いたり、気力が続かない日が続いたり、入ってはいけないのにのん気モードになってしまったときなどでございます。
こうした時には、なぜ、自分はお勉強を志したのか、どうして、勉強しようかと思ったのか、その原点に立ち返っていただきたく存じます。
(あのクソガキ、しゃあしゃあと)とか、(あのダボ、ぬけぬけと言いよる)とか、(この恨み晴らさでおくべきか)など、かつて在りしことを思い出すのではないかと存じます。
ありありとそれらの日を思い出せば、次第に心がふつふつとたぎってくるのではないかと存じます。
やってやれないことはない!と、猛烈に意識が固まっていく自分を発見するかと思います。
時には怒りや恨みに身を任せ、原始的なパワーを取り戻すのも方便であるかと存じます。


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