独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

意味ない

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

意味のないことは、怖いのでございます。
たとえば、幽霊や心霊というのは、その意味がはっきりわからないこそ、恐ろしいのでございます。
幽霊や心霊があるとしたら、わたくしたちには窺い知れない、もうひとつの別の世界があるわけですから、恐ろしく感じるのも致し方のないことでございます。
しかし、そのもうひとつの世界が、たとえば、隣町程度に知ってしまったら、幽霊をどう思うのか、というわけでございます。
隣の市に住む、母方のおばさんの如くに、それほど、恐怖を感じるものではないかと思います。
幽霊はもしかしたら、もうひとつの世界から派遣されている警備員だとしたら、わたくしたちは、何かを思うことも心をかき乱されることもないかと思います。ご苦労さんと一声、かけるくらいかと存じます。
意味のないことは恐ろしく感じ、逆に、意味がわかったものには、何とも思わないのでございます。
恐ろしい、というのは、心理的な壁といいますか、プレッシャーといってもよろしいかと思います。
恐ろしいものやいやなものには、当たり前ですが、興味も関心はそれほど湧かないものでございます。
それ以上に、距離を取ろうとするのが、普通であるかと思います。
お勉強がいやになったり、なにかやる気が出ないときは、お勉強の意味をしっかりつかんでいるかどうかを、確かめてくださればと存じます。
意味がわからないからこそ、空恐ろしく感じて、やろうという気持ちからは正反対のものしか、持ち得ないのでございます。
意味というのは、深く考えなくても結構でございます。
このところからは、例年約○問程度の出題がある、とか、難易度は中級なので全部取れる、この章からはほとんどでない、程度の認識でも結構でございます。
また、この○○を勉強することで、ほにゃららについての知識を充実させることができる、とか、教養にいいねえ、おさえておきたいねえ、といった内面の動機付けても、よろしいかと存じます。
意味のないこと、意味のよくわからないことは、その有象無象の意味を見出してみることが、やる上で負担を和らげるかと存じます。
猪突猛進は役には立ちますが、ロスが多いのも事実でございます。
やる気の出ないことに、ひとつの巧妙が見出せば、途端にいろいろな手立てが見えてくるかと存じます。


あれやこれやと

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