| カテゴリー: 過去のススメ |
基本的に、試験勉強では、「自分がどうなのか」が大事になってまいります。
独学では、己の内実の充実こそ、追い求めるものであります。
外見的にどうなのか、形式的にどうなっているのかは、それほど重要ではないのでございます。
たとえば、毎日。。。とはいかなくても、1週間に1〜2日くらいは、12時間もの試験勉強をしていくと致します。
しかし、お勉強には復習が付き物でございます。
12時間のお勉強の翌日の12時間分の復習を考えて欲しいのでございます。
復習が十分でなければ、12時間も勉強をしたとしても、その勉強時間の1割強しか、実力にはなっていかないのでございます。
いうならば、1時間強分のものしか、身に付いていかないのでございます。
12時間ものお勉強を否定するわけではありません。
本試験の直前期の休みにでもなれば、12時間の勉強をしてもしっかり実になっていきます。
緊張と集中の度合いが、これまでとは全く異なるからでございます。
また、その時分に至れば、勉強内容の消化能力も格段にパワーアップしているでしょうから、長時間のお勉強でもしっかり消化吸収されていきます。
試験は追い込みが大事と申しますが、直前期のがんばりは、即、確かな実力となるからでございます。
このように、12時間のお勉強を取ってみても、時と場合、実力の有無で評価は大きく異なるのでございます。
試験勉強期間の大半では、12時間もお勉強したとしても、膨大な復習に追い掛け回されるのが落ちなのでございます。
結局は、自分がどうなのかをしっかりと考えないといけないのでございます。
世間一般の見方からすれば、12時間のお勉強というと、すごいこと、たいしたものの部類に入ります。
だからといって、そうすれば即、成績や実力が伸びていくものでもありません。
試験の序盤であれば、あまりに費用対効果が悪いかなと考える次第でございます。
10代のぴちぴちの脳があるというのであれば、話は別ではありますが、まあ、疲労困憊で2週間も続けば御の字でございます。
独学では、管理者や監督者がいません。誤った手法をとると必ず身に帰ってまいります。
先ほどの12時間のお勉強の例で言えば、嫌気が差しての試験勉強の放棄が、その帰結になることが多いでしょう。
自分にとっての実を、しっかりおつかみくださればと存じます。
合格するのは
2008年9月30日 10:13 AM
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