独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

試験ですしねえ

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

試験勉強にあまり気乗りがしないのは、不合格という存在があるからでございます。
合格を目指して机の前に日々座る毎日でございます。
しかし、合格があれば、不可避的に不合格もでございます。
しかも、不合格の可能性は合格のそれと数倍はございます。
合格率20%の試験でありますと、不合格は80%となります。4倍もの開きがあるわけでございます。
試験というものは、根源的に失敗する可能性が高めでございます。であるからこそ、お勉強には気乗りがしなくないのでございます。
失敗の予兆前兆可能性は、人を不安がらせます。そして、実はこの不安が、やる気をダメにするもとなのでございます。
やる気が出ないのではなくて、不安か何かでダメになっているのでございます。
やる気が不安に置き換わっていくメカニズムが試験勉強にはあることを、しっかり理解して頂ければと存じます。
あまりに試験勉強の結果に不安を抱くと、次第に、自分のやっていることに意義が見出せなくなったり、過度な心配を抱くようになります。
こうした不安は、試験勉強が進むに連れて、ますます根が深くなって参ります。
そうこうして、最初は試験だけの不安が、なぜか、人生の先行き不安といった大掛かりな不安群に生育してしまうのでございます。
これでは、お勉強に身が入らなくなるのも不思議ではありません。
お勉強では、不安をいかに小さくするか、いかに和らげるかによって、やる気の質と量が変わってくるのでございます。
わたくしの本音で言いますと、試験というものは水物でございまして、ちょっとしたことで、合否というのは入れ替わります。
体調や睡眠、試験問題、ケアレスミスの有無、自分の持つ運などで、ころりと合否は分かれます。
正直いって、今、試験の結果についてあれこれ想おうとも、結果への影響はほとんどないのでございます。
自信満々であっても凡ミスで不合格になるのは珍しいことではないですし、自分では解答がぼろぼろでダメだと思っていても、うまあく合格の席に滑り込めることも多々ございます。
ある程度のお勉強を重ねた者であれば、誰しも合格の切符を有してございます。
目の前のテキストと問題集、そして過去問をやっていけば、自ずから合格に近づくと考えてくださればと存じます。
試験の結果を慮って、目の前のことから離れれば離れるほど、合格からは遠のいて行きます。
不安を抑えることが、お勉強のやる気の維持に大切なことを頭の片隅にでも置いてくださればと存じます。


不安の8割は

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