| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強というのは、しかめっつらをして、ただ座っていれば良いというわけではないのでございます。
試験勉強というのは、とどのつまり、その資格に必要となる知識を付けていく作業でございます。から、できるだけ、手際よく覚えていけばよいのでございます。
そこに深遠な理や万人を動かす詩人の感性などはございません。行間を読む必要もありません。
テキストや問題集は哲学書ではないのですから、さっさと読み進めていけばよいのでございます。
さて、わたくしたちのお勉強で忘れてはいけないのは、期間の利益があるということでございます。
つまり、本試験までに知識や記憶、その他必要となる技術を習得しておけばよいのであるということでございます。
明日までに、1時間後に、今すぐに、マスターせよという代物ではないのでございます。
本試験というその日にまでに、仕上げておけばよいということを意識の片隅に置いてほしく存じます。
時間の意識があると、分担作業が可能になります。
たとえば、効率的なやり方として、時間・期限を決めてしまうやり方がございます。
つまり、「○○を1時間でやる!」と自分に発破をかけるやり方でございます。
多くのことを短い時間でやろうとするならば、どうしても、理を考えなければいけません。
先ほどの例でいった○○を1時間でしようとするなら、まずは、その構成を見抜くことから始めなければいけません。
何と何があるのか、何をやらされるのか、その作業内容を調べて、何が一番重要かを把握することが、その1時間の作業のメインとなることでしょう。
とりあえず○○すべてを俯瞰してしまい、Aランクの最も大事なところ、Bランクのまあまあ、Cランクのおさえ事項、Dランクの(・・・)に分けてしまいます。
さすれば、その1時間内で、最も重要なAだけでもやってしまうことができるでしょう。
残ったものは、その他の空き時間で消化していけばよいのでございます。
時間というのを直列ではなく、並列で考えてほしく思います。
芋のごった煮のように一からすべてを、テキストの順番通りにやっていく必要はないのでございます。
大事なことは先にして、まあまあレベル以降は、後々に先送りすればよいのでございます。
Dランク事項などは昼寝のお供、睡眠誘導剤の代わりにぴったりですし、Cランクのことなどは、模試等で痛い目に遭ってからおさえても十分間に合うものでございます。
大事なことから、消化吸収していってほしく思います。
やるべきことは、えり分け
2008年8月27日 10:18 AM
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