独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

期間比較

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

昨今の試験では、新傾向問題と揶揄される出題が続いております。
従来の試験問題とは、趣が大きく変わるので、多くの受験生が苦手にしているのではないかと存じます。
新傾向問題は、内容が一定しないので、どうしても対策が後手に回ったり、効果のない対策に躍起になったりするものでございます。
こうした新傾向問題の対策は、まず、信頼できる出版社の問題集を入手することでございます。
あれこれ、自分で情報の海を彷徨うよりも、これ!と対策を一本化したほうが賢明でございます。
一本筋を通してから、あれこれと情報を取捨選択するほうが、右往左往しない分、効率的かと存じます。
また、新傾向の問題の期間比較を、ぜひ、行って欲しく思います。
一見して何の関係もなさそうな新傾向問題ですが、3年なら3年、5年なら5年と連続して見てみると、一定のパターンや傾向を見ることができるのでございます。
たとえば、新傾向問題のうちの時事問題では、毎年、問われることは一見してばらばらですが、時事を扱った問題だけで期間比較をしていけば、特定の年に限定されて出題される、政策動向を踏まえた出題がなされる、グラフ上の代表的な数字が問われるなど、特定のパターンを読み取れることができるのでございます。
こうした見当をつけて、傾向に沿って勉強していけば、大きく本筋から離れないお勉強が可能となるわけでございます。
なお、期間比較という方策は、新傾向問題だけに限るものではありません。
過去問にも、十分にその威力を発揮するものでございます。
過去問を何度も解いていくと、同じ問題が同じように出題されていることに気づくかと思います。
問題だけでなく、選択肢ですら使い回されていることにも、聡い人なら気づくかと思います。そうしたものを発見すれば、試験が優位に進むのはいうまでもありません。
こうしたことを見つけるのも、期間比較という発想からでございます。
お勉強中には、(あれ、これ、どこかで見たなあ)という既視感があるかと存じます。
それは、まさに点を生むたまごでございます。その既視感はとりあえずメモっておいて、どこぞに貼り付けておきましょう。
そうすれば、どことどこが同じように出題されているか、発見しやすくなります。発見したらこっちのものでございます。
期間で比較するというのは、長い目で、広い視野で見るということでもございます。
ときには、隣にいる人や配偶者の気遣いを期間比較してみてはいかがでしょうか。
気持ちも、期間の比較で色濃くわかるものでございます。


あんなに

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