独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ちょっとの効用

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

独学は、登山やハイキングと似ている点がございます。難所での対応の仕方に、類似点があるのでございます。
山に登ったことのある人ならわかるかと存じますが、大概、山には難所と呼ばれるところがございます。
急な勾配が続いたり、岩道・砂利道が延々と数キロも続くようなところでございます。
当たり前なのですが、こうした難所で走り出す人はいないかと存じます。
一歩一歩を確かめてゆっくり進んでいくことが肝要でございます。
スピードをあげることもなく淡々と進むことが、実は1番早くて楽で、疲れないのでございます。
お勉強にも難所と呼ばれるところがございます。
ひとつの試験に必ずひとつは、難所といわれる科目があるものでございます。
わからない、むずかしい、膨大な量を暗記しなければならないところが、難所の代表例でございましょう。
お勉強においては、こうした難所に差しかかったときは、登山の難所を進むが如く、ゆっくり少しづつ進むことが大切です。
テキストの1ページでもきついのなら、半ページづつ進みます。記述を5行、10行づつ読み進めていくのも賢明でありましょう。
1字1句となると逆に手間がかかって面倒なので、まあ、30文字程度の文章に小分けして読み込んでいくのもよいでしょう。
問題演習の難所であれば、選択肢をひとつひとつしっかり検討し、ノートに書き出して分解してみるのもよいでしょう。
暗記量が膨大なら、全部の数を数えて1日あたりのノルマ数を算出したり、問題集や過去問に出たものから憶えていったり、ひたすら面白い語呂を創作するなどしていけば、それほど苦しまずに憶えられることでしょう。
お勉強では、なぜか難所でペースを変えずに自爆している人が多いのでございます。
難しいのなら、ゆっくり進めばよいだけなのに、自暴自棄になるのか、走り出して痛い目に遭っているのでございます。
独学でございますから、ペース配分は自由でございます。何かに拘束されることなく、難しいなと思ったら歩みを遅くして、しっかり一歩づつ進んでいけばいいのでございます。
配偶者のまずい料理も、すこしづつ酒で流し込めば頂けるものでございます。文句や小言をこれまでも飲み込んできたのですから、もう少し、ガマンするだけでございます。お酒は切らさぬように。
少しづつなら、どんな難所も突破が可能でございます。
焦ることなく、恥じることなく、歩みを緩めて、淡々とお勉強くださればと存じます。


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