| カテゴリー: 過去のススメ |
春眠 暁を憶えず、と申します。
もともとは、春の嵐のたとえにあるように、咲いた花が時折吹きすさぶ強風に散らないだろうかと危惧する詩歌であったと申します。
風雅でございます。
それが日本では、春は眠くてたまらないという意味に変わったのであります。
昔からいかに春先は眠かったかの証左でありましょう。皆さんも眠くてけだるい毎日かと存じます。
さて、わたくし個人のことなのでありますが、この春先は1年のうちで大切なとき、重大なときと考える次第でございます。
というのも、わたくしはこれまで5月病には一度もかかったことがないのですが、3月・4月病には、罹患するばかりなのでございます。
毎年、3月か4月になると、がくっと体力が落ち込み、やる気が干からびてしまい、困った事態になるのでございます。
まさに絶不調でありまして、食べることすら億劫になるほどでございます。
そこで、春先には「普通で精いっぱい」をモットーに過ごすことにしているのでございます。
普段はできることでも8分程度に済ます、無理はできるだけしないようにしております。
この春先の過ごし方に失敗すると、1ヶ月以上は絶不調になってしまいます。
やる本人としてはいたって真剣なぐうたらなのでございます。
わたくしの個人的な春先対策は、水分と栄養と、そして塩っけを重視した生活でございます。
春先の眠さは細胞の総入れ替えに起因すると考えておりますので、細胞の代謝と生成に適したものを摂しております。
まずは水。いつも以上に老廃物を外に排出するためには、やはりきれいな水がたくさん必要です。ですから、ペットボトルを身近に置いていつでも飲めるようにし、常の倍は飲むように心がけております。
しかし、水をたくさん飲むと血中のミネラルが不足してきます。この血中ミネラル濃度の低下は意外に深刻な問題で、骨を溶かしてでもミネラル濃度を維持すると申します。
つまり、ミネラルが不足すると、どんどん骨が脆くなるのでございます。ちなみに、虫歯もミネラル不足が大きいと申します。骨同様に歯からも、ミネラルを溶かして濃度を維持するようでして、その分、歯のむしば菌への耐性が低下するということであります。
ですから、こうした事態に至らないためにも、「天然塩」を効かした塩っけの強い料理を頂いております。合成塩たる食塩ではミネラルが取れないので、この「天然塩」である点にポイントがございます。
次は栄養でございますが、持論「豆乳は牛乳を駆逐する」に従って、毎日豆乳をがぶ飲みしております。ジョッキ一杯とはいえませんが、大き目のカップに並々と注いでいっきに飲んでおります。
こうした対策をとっておりますとだいぶ身体も楽になり、やる気もある程度を保持できている毎日でございます。
みなさまも、春先には自分に合う健康法や生活術を駆使して、乗り切って頂きたいと思う次第でございます。
身体のしんどいには
2008年3月18日 11:21 AM
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