| カテゴリー: 過去のススメ |
いま思うことは、春休みとはうまくできているものだなということでございます。
春の到来であります。花を見ずとも山野に向かわずともわかります。
この眠さ、眠さ、眠さ。まさに春の到来しか考えられません。いくらでも眠れてしまう自分を空恐ろしく感じている次第でございます。
時間が空いても、何をするにも気だるく、ぐうぐうと寝ころんでいるわたくしでございます。
やはり、季節の入れかわりは、知らず知らずのうちに疲れているのでありましょう。
犬やネコでも、毛の抜け変えのときはじっとしております。
小鳥も換羽期となればさえずりを致しません。
畜生ですらそうなのでありますから、わたくしたちだってじっと寝ころぶのが、春の正しい過ごし方といえましょう。
よくよく考えれば、髪の毛からつま先までの細胞が、冬用から春用へ入れかわろうとしているのでございます。
意識のできないところで細胞の一斉交換が始まっているのですから、疲れて眠いのも仕方のないものでございます。
春の眠さも疲労に起因するものでありましょう。しかし、常日頃に感じる疲労とは質が違うからこそ、ここに間隙があるのでございます。
常より倍は疲れている、または、質の違う疲労を背負っている春だからこそ、休息が大事になって参ります。
春は特別と思って無理はしないようにご助言する次第でございます。
眠いというのは気候の問題ではなく、いま自分の身体の中で起きていることの帰結なのでございます。
普段はできることでも、この春先ではしんどいことになるのでございます。この春先の無理が、絶不調につながることの多いわたくしでございます。特に無理には注意をしております。
日々の生活からお勉強まで、自分なりの対策なり対処を練っていただきたく存じます。
たとえば、よく食べる、よく飲むでございます。細胞の入れ替えが始まっているのですから、細胞の元になりそうなたんぱく質や、生成に必要なビタミンをたくさん取る、お酒やカフェインは控える、水分をたくさん取って代謝を促すなどでございます。
お勉強でも、目新しいことはせず、これまでやったことをじっくり復習しなおすのがよいでしょう。いつもならできることでも、しんどければ無理せず休むのがよいでしょう。
無理に無理を重ねても、元に戻るのが長引くくらいでございます。
眠いのは天の摂理なのでありますから、気負わず、気構えず、力を抜いて、その日を暮らすのが1番の療法だと考えるわたくしでございます。
いま、お勉強が多少遅れても、身体(細胞)が入れかわれば、すぐに取り戻せます。
堂々と居眠りをこくがよいかと存じます。
理由あっての
2008年3月17日 11:44 AM
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