独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

姿勢にひとくふう

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強というのは頭を使うものですから、どうしても頭脳系の話題が多いものでございます。
たとえば、なんたらゲンやDDTといった栄養素は記憶にいいとか、神経回路のシナプスが繋がる事で記憶になるとか、なかなかに難しい話が多いものでございます。
しかし、思いますに、お勉強のコツというのはそれほど複雑なものではないと考える次第でございます。
実のところ、あれこれと勉強方法に悩む前に、姿勢に気をつけることをお勧めするものでございます。
お勉強にも、いい姿勢と悪い姿勢、疲れる姿勢と疲れない姿勢がございます。
一度やってみていただきたいのですが、肩肘を突いたり頬杖をしながら、テキストを読んだり問題集を解いてみてください。
30分くらいで身体の節々が凝ってくるというか、どんより重くなってくるのでございます。
疲れるお勉強が、余計に疲れるものでございます。
逆に、背中をしゃんと伸ばして、姿勢のよい状態でお勉強に臨むと、1時間程度のお勉強ではそれほど疲れないのでございます。
それどころか、お勉強前に疲れていても、今日一日の課題が終わったときには、意外にスッキリして疲れが抜けることもあるくらいでございます。
人の内面というのは、傍から見てもわかるものでございます。
沈んだ雰囲気の人は、やはり落ち込んでいるでしょうし、靄がかかったように見える人というのは、やはり何かを悩んでいるものでございます。
ヘンな人というのは、ひと目でわかるものではないでしょうか。姿勢というものは多くを語るものでございます。
逆のこともいえます。心が沈んでいても、明るく振舞ううちに明るくなってしまったことは、多々、ご経験があるかと存じます。
内面のコントロールというのは、意思の力だけではきびしいものがございます。
外側の姿勢なら、まだ、コントロールがしやすいかと存じます。
姿勢が悪いとそれだけで、損をしていると思うわたくしでございます。
姿勢というのは、基本的には骨格と筋肉の関係でありますので、日々意識しておれば自然とよくなるものでございます。
注意するだけでいいのでコストもかからないし、それほど苦労をするものでもありません。
ま、よい姿勢を維持するのが疲れるという人は、腹筋と背筋が弱っているので多少の筋肉トレーニングをしなくてはなりませんが、トレーニングは腰痛の防止にもなるし、健康にも資するものがございます。
また、椅子の高さを調整したり、クッションや座布団をうまくつかうだけで、姿勢がよくなったり、姿勢の維持が楽になったり致します。
自分のお勉強時の姿勢から、日々のお勉強を振り返っていただければと存じます。


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