独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

桜花に倣って

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

寒さもだいぶ和らいで、梅もちらほらと咲き出した折でございます。
もうそろそろで桜の季節でございます。
今年も早くも3月、花の季節となりました。
3月といえば楽しみなのが桜の花でございます。
春になればいっせいに花咲く桜も、冬の間は枯れ木同然のつまらない姿をしております。
夏だと毛虫が湧くし、秋には落ち葉で、ぶっちゃけいうと迷惑千万の樹木でございます。
しかしながら、見た目には面白くない枯れ木であるから、生活に害があるからといって、切り倒してしまえばそれまでの話で、花を咲かせることは今後ないのでございます。
春は爛漫花咲く桜も、夏・秋・冬というつまらない停滞期があってこその、一面花吹雪なのでございます。
わたくしたちがお勉強で望んでいる実力アップや成長、伸びといったものは、まさに桜の木の如きものなのでございます。
全然、一向に成長の気配がないときがございます。
何度テキストを読んでもアタマに入りませんし、問題を解いてもしっくりきません。
何回やってもスグに忘れます。同じ問題を同じように間違えます。
アンダーラインやチェックが入っているのに、当の本人は読んだことすら忘れています。
これらのスランプの症例は、お勉強によくあるものでございます。
しかし、これらのことは、冬の桜の如きものでありまして、目に見えないところで着々着実に進展はあるものでございます。
お勉強の鉄則はこつこつでございます。歩みを止めないことが大切でございます。
歩みを止めるということは、見た目が枯れ木だからといって、樹木をばっさり切り倒すようなものでございます。
やめてしまえば目に見えない部分の成長も止まってしまいます。そうして、実力が実を結ぶこともなくなるのでございます。
実力というのは本当に、一気に花咲くものでございまして、できるようになるときはすぐにできるようになります。まさに、ウソのようにできるようになります。
そこまで耐えられるかどうかでございます。
花咲くまで耐えること、待つことがお勉強の真理なのでございます。


咲くまで

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