| カテゴリー: 過去のススメ |
制限時間というのは、あるようでないのでございます。
わたくしたちは、生活の大半を時間に終われてございます。
通勤通学はいわずもがな、スーパーの特売、目玉PC商品の販売受付など、大概は時間が決まっているものでございます。
そのためか、あらゆるものに時間制限があるかのような錯覚の陥るのでございます。
基本的に、お勉強においての制限時間は、特定の1日しかございません。
それは、本試験の日のみでございます。
本試験の日のみ、制限時間を気にすればよいのでございます。
それ以外の日は、お勉強の時間などさらさら気にする必要はないのでございます。
模試でさえ、時間を気にする必要はありません。「あ、こんな風に解くのはいけない」という教訓が得られるからでございます。
日々のお勉強では、ある問題に2時間以上かけようとも、それで結構なお勉強でございます。
テキストのある記述に3日かけようとも、わたくしはそれを肯定するものでございます。
考えてもヒントすら浮かばないなら飛ばしてもよいのですが、何か閃きそう、浮かびそうであるなら、何日かけてもよいのでございます。
1問にこんなに時間がかかってよいのだろうか、と気に病むかもしれませんが、その原因の9割は練習不足でございます。
とにかくきっちりみっちり、時間をかけてやってみてください。要領をつかめば、練習を繰り返してください。それで、時間の問題は解決するかと存じます。
時間をかけるところと短くしていくところを取り違えてはいけないのでございます。
理解・把握などにはしっかり時間をかけます。練習のときに、1回あたりの解答時間を短くしていけばよいのでございます。
理解・把握の時間を短くするのは、本末転倒なのでございます。
資格試験のお勉強というのは、個々人のスタート地点が違うものでございます。
予備知識、前提知識の有無が、お勉強に大きく影響を与えます。
全く知識ゼロの人とある程度見当がつく人とでは、負荷は全く違うのでございます。
経理の人は簿記になじみがあるでしょうし、システムエンジニアの人なら情報系の資格の勉強はさくさく進んでいくでしょう。
しかし、門外漢からすれば、テキストのタイトルさえおさえるのに時間がかかるものでございます。
いたずらに、外にある時間数を気にしないことでございます。
この問題は10分でとか、この章は3日で、といった数字に惑わされないことでございます。
スパゲティですら、好みのゆで時間があるのでございます。いわんや、お勉強をやでございます。
いったん好きに
2008年2月7日 11:28 AM
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