独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

応用的なこと

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強では、応用的なこともしていかなければいけません。
しかし、勘違いしてほしくないのは、応用的な演習は「必ずやらねばならない」わけでないということです。
応用演習といえども、まずは「テキスト、過去問、基本問題集」ありきなのでございます。
正直な話、合格に直結する勉強というのは、過去問、テキスト、基本問題集の順になっているのでございます。あとは模試の復習でありましょうか。
逆にいえば、これらを完成させるために、充実させるために応用演習はあるのでございます。
「応用」だけを独り歩きさせてはならないのでございます。
事実として、応用演習をしないで合格してしまう人だっているのです。
時間の都合で過去問までしかやれず、応用問題集まで手が回らないまま試しに受験したら、合格してしまったという話をよく聞きます。
ここがポイントなのでございます。
過去問と基礎レベルの問題集をやっただけで合格する人がいる反面、応用演習をしたが不合格になる人もいるわけでございます。
実をいうと、「テキスト、過去問、基本問題集」が十分でないなら、応用演習をしたところで不合格になってしまうのでございます。
応用演習をしたけれど不合格になった人というのは、足元が固まっていないのに応用演習に入った人なのです。
応用演習で身につける応用力なんてものは、テキスト・過去問レベルの基礎力がしっかりしていないと、まったく実力に転化しないことを肝に銘じて欲しく存じます。
しっかりした土台があるからこそ、立派な建物が出来上がるのと同様の理屈でございます。
労力、時間、コストの面から考えて、基本問題集、過去問、テキストの3つが不安でしたら、応用的な演習に入るべきではないのでございます。
基礎なき応用演習は、混乱して余計な苦労を背負い込むだけでございます。
いったん立ち止まってでも、総復習をすることをご助言いたします。
ざっとでも全部見直せば、これまで蓄えた知識はキチンと整理され、応用演習時だけでなく本試験でもしっかり思い出せる記憶に生長します。
基礎なきままで、予想問題集やハイレベル問題集といった応用演習に入らないよう、注意してくださればと存じます。


何はともあれ

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