| カテゴリー: 過去のススメ |
学習序盤は、ざっとでよいのでございます。
テキスト・問題集ともに、大きく済ませていけばよいのです。
細かいことは後回しなのでございます。あなたの家事と同じです。
難しいことも後からでございます。あなたの仕事と同じです。
難しいことには、試験全体の傾向をつかんだり、その対策を講じたりすることも含まれます。
よく、試験全体の傾向をつかんでから勉強すべしといいますが、その作業は難易度が高いことをここに明記しておきたく存じます。
個人的には、中盤あたりからボンヤリと本試験の全体像がアタマに出来上がってものでございます。
最初からそんなことは、できないものなのでございます。
細かいことや難しいことは、だんだん実力がつくにつれて可能になるものであります。
ですから、最初から細かいことや難しいことに着手すると、まずできない上に、本当に必要な基本的なことがおざなりなる弊害が生まれるのでございます。
いくら試験で欠かせない大切なことでも、やる時期を間違えれば害毒しか撒き散らさないのでございます。
試験序盤は、ざあっとばあっと済ませてしまえばよいのでございます。
本当の性格を丸出しにすればよいのでございます。
序盤は大きく、試験勉強の中盤から後半にかけて、小さいことに手をかけていくのでございます。
難しいこと、小さいことに対して徹底して取り組むのは、基礎がある程度完成し、応用的なことができるようになってからでございます。
学習序盤のときに、難しくてなかなかできない問題、細かなことを問う問題に遭遇したら、ざっと済ませておけばよいのでございます。
こういうのもあるのね、こういうのもおさえていかなければいけないのね、程度の把握でよいのでございます。
そのときは、ざっと済ませて、すこしづつ応用問題やテキストの精読で肉付けしていけばよいのでございます。
おおまかにできているからこそ、直前期になって小さな些細な事で完全なものに仕上げることができるのでございます。
究極、わたくしたちは、本試験日までに間に合えばよいだけの話でございます。
徐々にだんだんに、完成に向かっていけばよいのでございます。
細かくやるから
2007年11月22日 4:50 PM
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