| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強しようとしたら、まわりの散らかりようが気になることが、よくあるものでございます。
整理整頓と、口やかましく言われた方々が多かろうと存じます。
机の上はきれいにしておく、道具はすぐ取れるようにしておく、文具の類は取りやすいところに置く、といわれたものでございます。
理由はやはり、何かをやらなくちゃと思いながらの作業は、心底では逃れたい、そこで普段なら気にもしないものを「意図的に気にし」、その作業から逃れんとするものである、と考えるのでございます。
落ちた髪の毛、クッキーの食べかすなど、普段の大雑把で大味な自分からすらば、まなこの端っこにも登ってこないものを気にしだすのでございます。
人間というのは、知覚を操作できません。見たものを見たものとして、聞いたものは聞いたものとして、一端は受け取ってしまうのでございます。
朝一でごみ収集所の散らかりようを見れば、それだけで1日気分が悪いものでございます。
お勉強をしだして、回りのごちゃごちゃが気になるようでしたら、気ならないように小ぎれいに整理するしかないのでございます。
それをガマンして「集中集中」とするよりかは、さっさと型をつけたほうが賢明かと存じます。
アレはコッチに、コレはアッチに、お、鉛筆はここに置くととりやすい、ペン類をまとめて入れる箱はなかったかしらん、お、クッキーの缶発見、お、ハーブティの空き缶はペンを刺すのに向いている、などなど、工夫を重ねるのが一番なのでございます。
実際のトコ、勉強というのも一種の整理整頓でして、「コレはよく出る憶えよう」「全く無視する問題だ」「忘れちゃいけないことなのに」などなど、試験の重要性に応じて整理をし、整頓を重ねているのでございます。
整理整頓は、お勉強と全く関係のない作業ではないのでございます。
よき職人の仕事場を、一度、観察してみては、よく仕事のできる人の机のまわりを見てみてはと、ご提案するものでございます。
まあ、何事も
2007年5月22日 8:35 AM
★みんなとシェアする