独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

最初も肝心

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強とは、狭い意味でのお勉強ではございません。
広い意味でのお勉強を考えましょう。
こと、お勉強と申しますと、「どの問題を解けばいいのか?」「どれが重要なのか?」「この表は憶えないといけないな」などなど、施行細則にかかりっきりになるのでございます。
狭い意味のお勉強は、ぶっちゃけ、体調のよいとき、気分のよいときには最高の効果をもたらします。
逆にいえば、調子のよいときでしか通用できない考えなのでございます。
たいがい、わたくしたちは、あんまり良くも悪くもなく生きてございます。
むちゃくちゃ叱られることもなく、ドツカレもない。
けれども、燃えるような高揚感もなく、帰ってくればテレビとビールの日常でございます。
狭いお勉強が通じるのは、中高生大くらいなものでございまして、たいがいは、ワイシャツのクリーニングをしながらのテキスト読みをし、ぶつぶつ暗記をしながら洗い物をし、あかぎれの手をそっと撫でるものでございます。
広い意味でのお勉強とは、「良くも悪くもない日常」のなかでいかにお勉強を続けるかに「も」、重心を置いたお勉強方法でございます。
結局のところ、お勉強の成績を上げるためには、「やる」しかないのでございます。
しかし、単にやるだけで、効果が付いてくるなら話は簡単でございます。
単純な「やる」にいかに工夫するかでございます。
それが、独学のカナメでございます。
工夫なき所に、独学はございません。
円滑なお勉強を続けるには、最初に工夫を凝らすことが肝心なのでございます。
続けるためには、お勉強への意欲を、順調な形で発散しなくてはならないのでございます。
お勉強エネルギーを発散できる「組み換え」の発想が、求められているのでございます。
広い意味のお勉強とは、要は、配置でございます。
やさしい・かんたん
ムズカシイ・ニガテ
普通・可能
お勉強を進めるにあたって、これらを、どのように配置するかでございます。
疲れていたり、なんだかのらないときは、「やさしい・かんたん」を最初において、ウォーミングアップしてからのお勉強がようございましょう。
逆に、素敵な異性にガンバテネ!といわれて調子がよいときは、「ムズカシイ・ニガテ」を前面において撲滅作戦を取ればよろしいでしょう。
配置を失敗すると、なんだか、消化不良に終わってしまうのでございます。
マラソンと短距離走をお考え下さればわかるかと存じます。
スタートのダッシュは、大きく異なってございます。
なんでもかんでも、同じなのではないのでございます。
やっていることは同じでも、一時として同じときはないのでございます。


お勉強の功徳は、知識やライセンスだけではございません。

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