独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

健康な合理主義

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

規律はお勉強に必要不可欠でございます。
わたくしたちは、基準となる時間軸がないと、お勉強を淡々とこなすことはできません。
ですから、お勉強を為すに当たっては、生活に何らかの規律を埋め込む必要がでてくるのでございます。
規律というと堅苦しく、規則というと息詰まる感がするのも仕方がございません。
規律や規則は、そもそもグニャグニャしたものを縛るものでございますから。
お勉強には、規律や規則、自分との約束事が重要になるのですが、ガチガチになってはいけないのは自明の理でございます。
包帯やテーピングを、鬱血するほどガチガチに巻く人はいないのと同様でございます。
規則主義・規律主義は、行きつくところまで行ってしまうのでございます。
最終到着先は、空虚な達成主義。
なんら実力がついていないのに、やった気分だけに浸る、タコの入っていないイカ焼きのような無意味の存在に、お勉強が成り果てるのでございます。
タイトルにあるように、わたくしたちに必要なのは「健康的」であることでございます。
時には、一心不乱にお勉強に打ち込むのも結構でございますが、病的なまでの打ち込みは少なくとも、トランキライザーを服用することと相成りましょう。
本試験1ヶ月前でノリに乗っているなら、一心不乱もようございましょうが、試験日前日の一心不乱は睡眠不足を生むくらいが関の山でございます。
合理的であることです。
時間は厳粛な存在です。いくらあなたが、一心不乱に勉強しても、時間を重ねてきた受験生には分が悪いのでございます。
逆にいえば、長期の視点を持ち、たんたんと努力を積み重ねることができれば、本試験近くになって混沌としたお勉強をせずとも良いのでございます。
しかも、合格する可能性は高い。
高いやり方か低いやり方の、どちらを選ぶかでございます。可能性の問題でございます。
合格の可能性のある道筋を作り上げていくのが、ほかでもない規則的なお勉強の毎日なのでございます。
日々の日課の中でこそ、健康的なお勉強ができるのでございます。


1歩進まないと、次の曲がり角が見えないわけでして、周りを見ないで進む猛烈な前進主義は、

みんなとシェアする