本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「劇物該当」の問題です。過酸化水素,塩化水素,ホルムアルデヒドなど、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
いわゆる「上限濃度」の問題です。
「d」の「過酸化尿素」は、あまり出題実績がありません。
押える必要はないです。
しかし、「d」以外は、すべて頻出なので、ガチで押えておきましょう。
選択肢aの「過酸化水素10%を含有する製剤」ですが、「劇物」に該当します。
「過酸化水素」ですが、これは、「6%を超えるもの」が劇物扱いとなります。
選択肢の場合、「10%」の濃度ですから、余裕で「劇物」です。
限度の数字は、ガチ暗記しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「塩化水素10%を含有する製剤」ですが、誤った記述です。
「塩化水素」の場合、「10%を超えるもの」が劇物扱いとなります。
「超える」なので、極端に言えば、「10.1%~」が劇物で、「10%」のは非劇物です。
選択肢のは、10%なので、非劇物です。
参考:以下・以上・未満・超える
定番成分なので、数字をガチ暗記です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ホルムアルデヒド10%を含有する製剤」ですが、正しい記述です。
「ホルムアルデヒド」の上限濃度は、「1%」です。
選択肢のは、「10%」濃度ですから、余裕で「劇物」扱いとなります。
定番成分なので、要ガチ暗記です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「過酸化尿素10%を含有する製剤」ですが、誤った記述です。
「過酸化尿素」の場合、「17%以下」のものは、非劇物です。
そもそも、過酸化尿素自体が出ませんので、ガチ暗記は無用ですが、一応、チェックだけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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