24問‐毒物劇物取扱者(一般・農業用品目・特定品目)関西広域連合 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「メタン完全燃焼」についての出題です。基本的な問題で、文系でも、じゅうぶんに点が取れる問題です。こういう問題を取れるように、過去問を繰り返しておきましょう。

24問‐メタン完全燃焼

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「メタン」の燃焼式(熱化学反応式)の問題です。

 文系でも、取らないといけない問題です。

問題のメタン

 問題文には、メタンは、「8.0g」とあります。

 当該メタンのmol数を、まずは、求めます。

 但し書きには、「原子量はH=1.0、C=12、O=16とする。」とあります。

 メタンは「CH4」ですから、「12+1+1+1+1」で、1molあたり「16g」あります。

 問題のメタンは、「8.0g」でしたから、本問のメタンは、「0.5mol」であることがわかります。

熱化学反応式

 次に、メタンの熱化学反応式を求めると…、

 CH4+2O2=CO2+2H2O+891kJ

 …です。

 上記式から、「1mol」のメタンが燃えると、「2mol」の水が発生することがわかります。

整理

 1molのメタンを燃やすと、2molの水が発生します。

 「1:2」です。

 したらば、「0.5mol」のメタンを燃やしたなら、「1mol」の水が発生することになります。

 んで、「H2O」の1molですが、先の但し書きから、「1+1+16」の「18g」となります。

答え

 答えは、「18」です。

 正解:4

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 過去問ですが、「関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)」の過去問に、解説を付与したものをアップしています。

 「1つ」で、「6県分」の過去問演習ができるので、ある意味、お得?かもしれません。

 他都道府県の傾向把握や、問題演習の「数」の確保にご利用ください。

 ・ 関西広域連合 令和1年度 過去問+解説

 また、毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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