本問は、「基礎化学」の「遷移元素:銅銀」についての問題です。「理科」の常識問題・知識問題で、文系でも、判別可能な選択肢があります。できなくても仕方がないですが、ギリギリまで、選択肢は絞り切りましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「湿った空気中で酸化されにくい。」ですが、誤った記述です。
「銅」は、錆びやすいことから、誤りだと判別できます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「赤色の金属光沢を示す」ですが、誤った記述です。
「赤色」なのは、「銅」です。
「銀」は、「銀白色」です。
「銀」には、当てはまりません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「希塩酸には溶けないが、希硫酸には溶ける。」ですが、誤った記述です。
銅は、強酸である塩酸とは反応しません。しかし、硝酸とは反応し気体を発生して溶けていきます。
しかし、銀は、イオン化傾向の小さい金属のため、塩酸や希硫酸には溶けないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「ハロゲンの化合物はフィルム式写真の感光剤に利用される。」ですが、誤った記述です。
銀のうち、臭化銀(AgBr)などのハロゲン化銀は、写真のフィルムの感光剤として利用されています。
しかし、銅は、感光剤には使用されていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「熱伝導性、電気伝導性が大きい。」ですが、正しい記述です。
銅・銀は、ともに、熱伝導性、電気伝導性が大きいです。
よって、選択肢は、「正」となります。
正解:5
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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