本問は、「基礎化学」の「平衡状態」についての出題です。「物量比」の選択肢は、文系にとっては“酷”です。しかし、それ以外の選択肢は、「平衡状態」についての基礎知識を問うているだけなので、選択肢は絞れるはずです。1点にしたい問題です。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「NH3が生成する速さとNH3が分解する速さが等しい。」ですが、正しい記述です。
「平衡状態」にある場合、生成速度と反応速度は、等しくなります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「物質量の比がN2:H2:NH3 = 1:3:2になっている。」ですが、誤った記述です。
選択肢の内容は、mol数の比を表しただけで、「平衡状態」を表したものではありません。
文系には厳しい選択肢です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「反応が停止して、各物質の濃度が一定になっている。」ですが、誤った記述です。
反応が止まっているように見えるだけで、停止しているわけではありません。
後半の「各物質の濃度が一定になっている」は、正しいです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「N2、H2、NH3の物質量の比が等しくなっている。」ですが、誤った記述です。
等しくはないです。
文系には厳しい選択肢です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「NH3は分解しない。」ですが、誤った記述です。
「平衡状態」とは、右辺と左辺を、行ったり来たりできる状態なので、「分解しない」は間違いとわかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「誤」です。
「正しいもの」は…、
正解:1
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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