23問‐毒物劇物取扱者(一般・農業用品目・特定品目)関西広域連合 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「中和反応」についての出題です。文系でも、テキストと過去問とを繰り返していれば、解ける問題です。ぜひとも、1点にしましょう。

23問‐中和反応

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

a

 aですが、「中和反応」の説明なのですから、穏当に、「H2O」が入ります。

 よって、aは、「H2O」となります。

b

 bですが、硫酸(H2SO4)は、2個のH+を放出できるので、「2価」の酸となります。

 よって、bは、「2」となります。

c

 cですが、要は、水酸化ナトリウム(NaOH)と、硫酸(H2SO4)との反応を考えればいいだけです。

 反応式ですが…、

 2NaOH+H2SO4→Na2SO4+2H2O

 …となります。

 水酸化ナトリウム(NaOH)と、硫酸(H2SO4)との比は、「2:1」となります。

 問題文には、「水酸化ナトリウム(NaOH)」が「1mol」とあります。

 先の比は、「2:1」でした。

 んなもんで、「水酸化ナトリウム(NaOH)」が「1mol」なら、「硫酸(H2SO4)」は「0.5mol」と相なります。

 よって、cは、「0.5」となります。

答え

 「a」は「H2O」です。

 「b」は「2」です。

 「c」は「0.5」です。

 「正」の組み合わせを探せば、

 正解:5

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 過去問ですが、「関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)」の過去問に、解説を付与したものをアップしています。

 「1つ」で、「6県分」の過去問演習ができるので、ある意味、お得?かもしれません。

 他都道府県の傾向把握や、問題演習の「数」の確保にご利用ください。

 ・ 関西広域連合 令和1年度 過去問+解説

 また、毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする