「その他有価証券」を時価評価した際の損益は、「その他有価証券評価差額金」という、長ったらしい、まさに、犬も食わない会計学を体現した勘定科目で処理されます。 こうした処理をするのは、その他有価証券には、「税金」の問題もあるからです。 たとえば、「その他有価証券評価益」や「その他有価...続きを見る
2016年9月26日 4:02 PM
「その他有価証券のイメージは「ベンチャー株」」でも述べましたが、「その他有価証券」とは、おおむね「ベンチャー株」と捉えておくと理解が早まります。 で、その他有価証券の論点である「時価評価」と「洗換法」も、「ベンチャー株だから」と考えると、整理がつきます。 危ないから、時価 「その...続きを見る
2016年9月24日 11:50 AM
いまいちイメージのつかめない「その他有価証券」ですが、間違いを恐れずに言うと、「ベンチャー株≒その他有価証券」と考えておくと、その一連の処理が憶えやすくなります。 言うなれば、学生時代の友人が会社を立ち上げた、この際に、“少し”出資してくれといわれ、対価として受け取った「株」が、...続きを見る
2016年9月23日 11:28 AM
子会社株式と関連会社株式の論点の第一は、「どういう株式が、それに当たるかどうか」です。 問題の資料には、おおむね、取得した株式の「発行済み株式総数」が記されているはずです。 その際に、自社の取得割合を計算して、判別する、ってなところが頻出論点です。 発行済み株式総数の「50%超」...続きを見る
2016年9月22日 10:56 AM
財務諸表の作成問題では、まず、有価証券が狙われるはずです。 非常に煩雑だからで、落ち着いて解かないと、手痛い失点を犯してしまいます。 で、有価証券の「表示科目」ですが、当該論点は、『目的』からアプローチすると、やる気の遺漏が少ないです。 「勘定科目」と「表示科目」の差 間違えるこ...続きを見る
2016年9月20日 10:33 AM
結論から言うと、第3問の財務諸表の作成で、有価証券を表示科目別に分類するときは、念のため「T字勘定」で整理すると良い、といった次第です。 5つの勘定科目を、3つの表示科目に整理しなくてはいけない「表示科目への処理」には、「2作業」が入り組んで来るので、実に混沌としてきます。 当該...続きを見る
2016年9月17日 5:17 PM
簿記2級において、有価証券は、屈指の論点です。 当該論点は煩雑を極めているので、整理の付いていない受験生は、たちどころに点を失います。 当該有価証券の論点の中で、微妙に厄介なのが、「似た奴」の存在です。 「関連会社株式」は、「勘定科目」です。 「関係会社株式」は、「表示科目」です...続きを見る
2016年9月16日 8:58 AM
有価証券は、簿記2級の屈指の論点です。 一口で言えば、『出題者が出しやすい』からで、資料上の有価証券の数と種類を、ちょっと増やすだけで、たちまち落伍者続出という、出題者歓喜・ハハハハハハ(受験生泣かせ・ヒイイイイイ)な論点のためです。 で、有価証券の攻略ですが、まず、「表示科目」...続きを見る
2016年9月14日 11:35 AM