令和4年4月の二ボの公式過去問+解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 二級ボイラー技士の『令和4年4月』の公式過去問の問題ごとの解説。公式の過去問には解説がないので選択肢ごとに解説を付与する。暗記や憶え方、まとめページへのリンクもある。全部で「40問」ある。内訳は「構造」「取扱」「燃料・燃焼」「法令」の4科目で各10問ずつある。

インデックス

  1. ガイダンス
  2. 過去問
  3. 構造10問
  4. 取扱10問
  5. 燃料・燃焼10問
  6. 法令10問
  7. 難問リスト

ガイダンス

 公式には、『令和4年4月』の「40問」の例題が公開されています。

 しかし、当該例題には、解説がないので、選択肢ごとに解説を付与しました。通勤・通学時に、消化してください。

 当該過去問ですが、???の問題がいくつかありました。

 難問や奇問は、大概、1~3問くらいが出ます。

 解けなくても、合格はできるので、深追いしないでください。

 まあ、気になる人は、問題と答えだけ、憶えてしまいましょう。

問題構成

 当該過去問の内訳は、「構造」「取扱」「燃料・燃焼」「法令」がそれぞれ10問です。

 本試験と同じ形式で、難易度も本試験とそう変わりありません。

 当該過去問でコンスタントに合格点を取れるなら、穏当に、本試験も通るはずです。

 本試験では、当該過去問とよく似た問題が多々出題されます。「実力の養成」や「実力チェック」、「問題演習」の一環として、ご利用ください。

 なお、本試験形式で、問題だけを先に解きたい人は、「問題一覧」を活用ください。

 んで、解答は、「解答一覧」を利用ください。

足切り点

 「合格点」は、「全科目で6割正解」です。

 「足切り点」は、「各科目ごとに4割」です。

 1科目でも4割を切ると、つまり、7問も間違ってしまうと、不合格となります。

 各科目ごとに、最低でも「4問正解」が必要なので、当該足切り点だけは、注意してください。

過去問

 公式の過去問は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

令和4年4月 過去問

 インデックス

 問題一覧

 答え一覧

構造10問

 1問:飽和水・飽和蒸気・・・「ふつう」

 2問:ボイラーの容量及び効率・・・「ふつう」

 3問:ボイラーの水循環・・・「ふつう」

 4問:伝熱管に分類されないもの・・・「難」

 5問:鋳鉄製ボイラー・・・「ふつう」

 6問:計測器・・・「ふつう」

 7問:ボイラーの自動制御・・・「ふつう」

 8問:ボイラーの給水系統装置・・・「ふつう」

 9問:エコノマイザ・・・「ふつう」

 10問:温水ボイラー及び蒸気ボイラーの附属品・・・「やや難」

取扱10問

 11問:ディフューザポンプ・・・「ふつう」。

 12問:スートブロー・・・「ふつう」

 13問:脱酸素剤・・・「ふつう」

 14問:ボイラー水の吹出し・・・「ふつう」

 15問:キャリオーバ・・・「ふつう」。

 16問:ボイラー水位が安全低水面以下・・・「ふつう」

 17問:ボイラーの内面清掃・・・「ふつう」。

 18問:単純軟化法・・・「ふつう」

 19問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「ふつう」

 20問:ボイラーの点火前の点検・準備・・・「ふつう」

燃料・燃焼10問

 21問:引火点・・・「ふつう」

 22問:ボイラーの油バーナ・・・「ふつう」。

 23問:燃料の燃焼・・・「ふつう」

 24問:重油の性質・・・「難」

 25問:石炭燃焼と重油燃焼・・・「ふつう」

 26問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」

 27問:低温腐食の抑制方法・・・「ふつう」

 28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「ふつう」

 29問:一次空気及び二次空気・・・「ふつう」

 30問:ボイラーの通風・・・「ふつう」

法令10問

 31問:法定検査・・・「やや難」

 32問:鋳鉄製温水ボイラー・・・「ふつう」

 33問:ボイラー室・・・「ふつう」

 34問:伝熱面積の算定方法・・・「ふつう」

 35問:伝熱面積計算・・・「やや難」

 36問:鋳鉄製ボイラーの附属品・・・「ふつう」

 37問:設置・変更時の届け出・・・「ふつう」

 38問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」

 39問:ボイラー室の掲示事項・・・「ふつう」

 40問:附属品の管理・・・「ふつう」

難問リスト

 大体、1科目に1~2問が『難問枠』です。

 当該回の「難」と「やや難」の問題は…、

 ・4問:伝熱管に分類されないもの・・・「難」

 ・10問:温水ボイラー及び蒸気ボイラーの附属品・・・「やや難」

 ・24問:重油の性質・・・「難」

 ・31問:法定検査・・・「やや難」

 ・35問:伝熱面積計算・・・「やや難」

 …といった塩梅です。

 先述したように、難問や奇問の類は、解けなくても合格できます。

 不安のある人は、このページを「お気に入り」に入れておいて、本試験直前に、問題と答えとを憶えておけば、十分です。

独学向け教材

 独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。

 ま、読むのがメンドウな人は…、

 過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、

 そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。

 わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

 手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。

 サブ機として、試験後も活躍するはずです。

 amazon参考‐Fire HD

ボイラの後は、乙4で

 乙4とは、「危険物取扱者 乙種4類」のことです。

 お馴染みの油炊きボイラーでは、「重油」を使います。

 「重油」の補充等の際、乙4があると“立ち合い”ができることから、「2ボ」と「乙4」とは、実に、相性のよい資格となっています。

 昨今では、油炊きボイラーが減っているとはいえ、まだまだ数があります。2ボと乙4があれば、とりあえず仕事があって、食いっぱぐれはないので、2ボ合格後は、「乙4」取得を目指してください。

 試験勉強等については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。

二級ボイラー技士のこまごましたもの

 二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。

 二ボ合格後の取得資格に、ピックアップしておくとよいでしょう。勉強方法等は、「乙4 独学前編:重要試験情報」や「乙4 独学後編:勉強方法」を一読ください。

 二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。

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