令和3年10月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第38問目の解説。本問は、「ボイラー技士」を問う問題です。当該論点は、よくよく出題されています。ガチで暗記してください。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「伝熱面積が14m2の温水ボイラー」ですが、ボイラー技士でなくても取り扱えます。
選択肢のボイラーは、小規模ボイラーに該当するので、「ボイラー取り扱い技能講習修了者」でも扱えます。
選択肢2の「伝熱面積が4m2の蒸気ボイラーで、胴の内径が800㎜、かつ、その長さが1500㎜のもの」ですが、ボイラー技士でなければ、取り扱えません。
小規模ボイラーですが、「伝熱面積が3m2以下の蒸気ボイラー」です。
本問では、「伝熱面積が4m2の蒸気ボイラー」なので、小規模ボイラーには、該当しません。
法令上の区分では、「伝熱面積25m2以下の貫流ボイラー以外のボイラー」に該当し、特級・一級・二級ボイラー技士しか扱えません。
選択肢3の「伝熱面積が30m2の気水分離器を有しない貫流ボイラー」ですが、ボイラー技士でなくても取り扱えます。
貫流ボイラーの場合、伝熱面積を「1/10」にします。
「30/10」で「3」で扱うことになります。
「伝熱面積が30m2以下の貫流ボイラー」は、「小規模ボイラー」です。
選択肢4の「伝熱面積が3m2の蒸気ボイラー」ですが、ボイラー技士でなくても取り扱えます。
選択肢2で見たように、「伝熱面積が3m2以下の蒸気ボイラー」は、小規模ボイラーです。
選択肢5の「最大電力設備容量が60kWの電気ボイラー」ですが、ボイラー技士でなくても取り扱えます。
「電気ボイラーの伝熱面積…20kWを1m2」の公式を使いましょう。
伝熱面積は、「60/20」で「3」扱いとなり、「小規模ボイラー」扱いとなります。
本試験では、大半が「60kWの電気ボイラー」で出るので、選択肢と答えとを憶えるのも一手です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:ボイラーの構造・・・「ふつう」
2問:丸ボイラーの特徴・・・「ふつう」
3問:計測器・・・「ふつう」
4問:ステー・・・「ふつう」
5問:ボイラー構造・・・「ふつう」
6問:鋳鉄製ボイラー・・・「ふつう」
7問:ボイラーの吹出し装置・・・「ふつう」
8問:エコノマイザ・・・「ふつう」
9問:ボイラーの自動制御・・・「ふつう」
10問:ドラム水位制御・・・「ふつう」
11問:点火前の点検・準備・・・「ふつう」。
12問:ボイラーの水管理・・・「ふつう」
13問:酸洗浄・・・「ふつう」
14問:突然消火原因・・・「ふつう」
15問:ディフューザポンプ・・・「ふつう」。
16問:清缶剤・・・「ふつう」
17問:蒸気圧力上昇時の取扱い・・・「ふつう」。
18問:水面測定装置・・・「ふつう」
19問:スケール及びスラッジの害・・・「ふつう」
20問:キャリオーバ・・・「ふつう」
21問:液体燃料の供給装置・・・「ふつう」
22問:重油に含まれる成分・・・「ふつう」。
23問:石炭の工業分析・・・「ふつう」
24問:気体燃料の燃焼方式・・・「ふつう」
25問:圧力噴霧式バーナ・・・「やや難」
26問:NOxの抑制方法・・・「ふつう」
27問:ボイラー用気体燃料・・・「ふつう」
28問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」
29問:一次空気及び二次空気・・・「ふつう」
30問:ボイラーの通風・・・「ふつう」
31問:法定検査・・・「ふつう」
32問:鋼製ボイラー・・・「ふつう」
33問:検査及び検査証・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製温水ボイラー・・・「ふつう」
35問:附属品の管理・・・「ふつう」
36問:鋼製ボイラーの水面測定装置・・・「ふつう」
37問:ボイラー取扱作業主任者の職務・・・「ふつう」
38問:ボイラー技士・・・「ふつう」
39問:定期自主検査・・・「ふつう」
40問:法定距離・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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