第1問は、「ボイラーの構造」の論点です。基本的な語句や用語の定義問題です。知識問題なので、テキストを精読していれば解けるはずです。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「温度の高い部分から低い部分に熱が移動する現象を伝熱という。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「伝熱」は、ボイラーの基本原理なので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「伝熱作用は、熱伝導、熱伝達及び放射伝熱の三つに分けることができる」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うように、「熱伝導」と「熱伝達及」と「放射伝熱」が「伝熱」です。
個々の違いもよく出るので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「温度が一定でない物体の内部で、温度の高い部分から低い部分へ、順次、 熱が伝わる現象を熱伝達という」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明は、選択肢1で見た「伝熱」のものです。
「熱伝達」とは、「固体壁と液体との間で熱が移動すること」です。
なお、「熱伝達」ですが、別名は、「対流熱伝達」です。こっちで出ることがあるので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「空間を隔てて相対している物体間に伝わる熱の移動を放射伝熱という」ですが、正しい記述です。
「放射伝熱」の正しい記述です。そのとおりの記述です。
頻出ポイントです。語句の定義は、正確に、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「高温流体から固体壁を通して、低温流体へ熱が移動する現象を熱貫流又は 熱通過という。」ですが、正しい記述です。
「熱貫流・熱通過」の正しい記述です。
熱貫流ですが、流体と固体壁の間の「熱伝達」と、固体壁内部の「熱伝導」から成り立っています。
これもよく出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:ボイラーの構造・・・「ふつう」
2問:丸ボイラーの特徴・・・「ふつう」
3問:計測器・・・「ふつう」
4問:ステー・・・「ふつう」
5問:ボイラー構造・・・「ふつう」
6問:鋳鉄製ボイラー・・・「ふつう」
7問:ボイラーの吹出し装置・・・「ふつう」
8問:エコノマイザ・・・「ふつう」
9問:ボイラーの自動制御・・・「ふつう」
10問:ドラム水位制御・・・「ふつう」
11問:点火前の点検・準備・・・「ふつう」。
12問:ボイラーの水管理・・・「ふつう」
13問:酸洗浄・・・「ふつう」
14問:突然消火原因・・・「ふつう」
15問:ディフューザポンプ・・・「ふつう」。
16問:清缶剤・・・「ふつう」
17問:蒸気圧力上昇時の取扱い・・・「ふつう」。
18問:水面測定装置・・・「ふつう」
19問:スケール及びスラッジの害・・・「ふつう」
20問:キャリオーバ・・・「ふつう」
21問:液体燃料の供給装置・・・「ふつう」
22問:重油に含まれる成分・・・「ふつう」。
23問:石炭の工業分析・・・「ふつう」
24問:気体燃料の燃焼方式・・・「ふつう」
25問:圧力噴霧式バーナ・・・「やや難」
26問:NOxの抑制方法・・・「ふつう」
27問:ボイラー用気体燃料・・・「ふつう」
28問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」
29問:一次空気及び二次空気・・・「ふつう」
30問:ボイラーの通風・・・「ふつう」
31問:法定検査・・・「ふつう」
32問:鋼製ボイラー・・・「ふつう」
33問:検査及び検査証・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製温水ボイラー・・・「ふつう」
35問:附属品の管理・・・「ふつう」
36問:鋼製ボイラーの水面測定装置・・・「ふつう」
37問:ボイラー取扱作業主任者の職務・・・「ふつう」
38問:ボイラー技士・・・「ふつう」
39問:定期自主検査・・・「ふつう」
40問:法定距離・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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