二級ボイラー技士 過去問+解説:令和8年4月 第34問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 二級ボイラー技士 過去問+解説:令和8年4月の第34問目の解説。本問は、「ボイラー取扱作業主任者」を問う問題です。廃熱ボイラーが突っ込まれたのは、初出題かと思われます。押えておきましょう。

第34問‐ボイラー取扱作業主任者

 

 (クリックして拡大。)

 本問のレベルは「やや難」です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

 問題一覧は、こちらです。

 全問の答えは、こちらです。

解説

 「ボイラー取扱作業主任者」の伝熱面積の算定ですが…、

 ・原則…伝熱面積をそのまま使う。

 ・貫流ボイラーと他のボイラーを混用する場合、貫流ボイラーの伝熱面積は「1/10」で計算する。

 ・電気ボイラーは、電気設備容量20kwを1m2と換算する。

 ・廃熱ボイラーは、伝熱面積は「1/2」で計算する。

 …となっています。

選択肢1

 選択肢1の「伝熱面積が15m2の鋳鉄製温水ボイラー」ですが、この場合、伝熱面積が「25m2未満」なので、2級ボイラー技士で可能です。

 よって、選択肢は、「二級ボイラー技士を選任できる」となります。

選択肢2

 選択肢2の「伝熱面積が20m2の炉筒煙管ボイラー」ですが、これも、伝熱面積が「25m2未満」なので、2級ボイラー技士で可能です。

 よって、選択肢は、「二級ボイラー技士を選任できる」となります。

選択肢3

 選択肢3の「伝熱面積が24m2の鋳鉄製蒸気ボイラーですが、これも、伝熱面積が「25m2未満」なので、2級ボイラー技士で可能です。

 よって、選択肢は、「二級ボイラー技士を選任できる」となります。

選択肢4

 選択肢4の「伝熱面積が50m2の廃熱ボイラー」ですが、廃熱ボイラーは、先の解説のように、伝熱面積を「1/2」で計算します。

 本問の場合、50m2なので、2で割ると、「25m2」となります。

 伝熱面積が「25m2以上」の場合、特級か1級のボイラー技士免許が必要です。

 「以上」なので、25m2を含みます!

 よって、選択肢は、「二級ボイラー技士を選任できない」となります。

選択肢5

 選択肢5の「伝熱面積が240m2の貫流ボイラー」の場合、そのまんまの数字で計算します。

 貫流ボイラーだけの場合、伝熱面積が250m2以上のときは、特級か1級のボイラー技士免許が必要です

 本問の場合、240m2なので、2級ボイラー技士で選任可能です。

 よって、選択肢は、「二級ボイラー技士を選任できる」となります。

 なお、先に挙げた「貫流ボイラーと他のボイラーを混用する場合、貫流ボイラーの伝熱面積は「1/10」で計算」も、よく出るので、押えておきましょう。

答え

 設問は、「二級ボイラー技士を選任できないものはどれか?」です。

 正解:4

 次の問題へ。

過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

令和8年4月 二級ボイラー技士 過去問

 インデックス

 問題一覧

 答え一覧

構造10問

 1問:熱及び蒸気

 2問:ボイラーの水循環

 3問:ボイラーの伝熱面、燃焼室及び燃焼装置

 4問:炉筒煙管ボイラー

 5問:貫流ボイラー

 6問:ハートフォード式連結法

 7問:胴に設けるマンホール

 8問:ボイラーの附属品

 9問:蒸気トラップ

 10問:オンオフ式温度調節器

取扱10問

 11問:逆火の発生原因

 12問:ボイラーのたき始め

 13問:ボイラー水位

 14問:キャリオーバ

 15問:ガラス水面計の機能試験

 16問:ディフューザポンプ

 17問:燃料遮断弁

 18問:ボイラー水の全部排出

 19問:脱酸素剤

 20問:溶存気体の除去

燃料・燃焼10問

 21問:燃料の分析及び性質

 22問:重油に含まれる成分

 23問:燃料の燃焼

 24問:低温腐食の抑制方法

 25問:ボイラーの燃料油タンク

 26問:油バーナ

 27問:気体燃料の燃焼の特徴

 28問:ボイラーの燃焼室熱負荷

 29問:ボイラーの熱損失

 30問:ボイラーの通風

法令10問

 31問:伝熱面積の算定方法

 32問:使用を廃止したボイラーの再設置

 33問:ボイラーの設置場所

 34問:ボイラー取扱作業主任者

 35問:附属品の管理

 36問:ボイラーの検査及び検査証

 37問:ボイラー変更届

 38問:圧力計

 39問:貫流ボイラーの附属品

 40問:返り管

独学向け教材

 独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。

 ま、読むのがメンドウな人は…、

 過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、

 そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。

 わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

 手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。

 サブ機として、試験後も活躍するはずです。

 amazon参考‐Fire HD

二級ボイラー技士のこまごましたもの

 二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。

 ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。

 二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。

 乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。

みんなとシェアする