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電線を接続する工具のまとめ‐第2種電気工事士 学科対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

第二種電気工事士(2電工)の「学科」試験の論点に、「電線を接続する工具」がある。当該工具には、リングスリーブ用圧着工具,圧着端子用圧着工具,絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具,手動油圧式圧着工具,手動油圧式圧縮工具などがあるが、似たようなものが多く、解答に手こずる論点となっているため、ここに画像を挙げて、まとめた。

「電線を接続する工具」ですが、「写真鑑別」で問われる定番の工具です。

以前は、リングスリーブ用の工具さえ憶えていたらOKだったのですが、試験問題の「難化」を受けて、これ以外の工具も、選択肢に登場しています。

以下に試験に出る工具をまとめています。最低でも、赤・青・黄の違いは、押えておきましょう。

黄色‐リングスリーブ用圧着工具

試験に最も出るのが、「取っ手が黄色のリングスリーブ用圧着工具」です。

最頻出な理由は、技能でしこたま使うからです。

当該工具は、その名の通り、リングスリーブの接続に用います。

リングスリーブは、以下の…、

…となっています。

当該リングスリーブ用圧着工具は、ほぼ毎回、試験に出ると踏んでおいてください。

黄・・・リングスリーブ」と、ガチで押えておきましょう。

当該工具は、どのみち、技能でも使うので、実物で憶えるのが一番かと思います。

参考:技能試験の教材

赤色‐圧着端子用圧着工具

次に見ていくのは、「圧着端子用圧着工具」ですが、「写真鑑別」の選択肢の1つとして、よく出ます。

チェックポイントは、取っ手が赤色のところです。

当該圧着端子用圧着工具は、「圧着端子」の接続に使用され、その姿形は…、

…となっています。

当該圧着端子ですが、出題実績があります。

16問‐R1下期筆記」で、出題されています。

過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、圧着端子の形と、その工具の「赤・・・圧着端子用圧着工具」を、押さえておきましょう。

青色‐絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具

次に見るのは、「絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具」です。

これも、「写真鑑別」の選択肢の1つとして出ます。

チェックポイントは、取っ手が青色のところです。

当該工具は、「絶縁被膜付き圧着端子」に使用し、これは…、

…となっています。

試験的なことを言うと、「絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具」は、選択肢の1つ、しかも、ハズレ選択肢の1つくらいにしか、出題されていません。

こういうのもあるくらいに、ざっくり見ておけばいいでしょう。

んで、「絶縁被膜付き圧着端子」も、試験でほとんど見ないので、その姿形をざっくり押さえて、(これも圧着端子なんだー)くらいに、押えておけばいいでしょう。

amazon参考:絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具

amazon参考:絶縁被膜付き圧着端子

個人的には、「取っ手が青の工具は、リングスリーブの接続には使用しない」くらいに、認識しておけばいいかと思います。

赤と青の「違い」-補足

当該赤と青の圧着工具ですが、ややこしいです。こんがらがります。

整理すると…、

両方とも、圧着端子に使用。

赤の方は、裸の圧着端子。

青の方は、絶縁被膜付きの圧着端子。

…と、なっています。

何かと出るようになっているので、押えておきましょう。

手動油圧式圧着工具

次に、「手動油圧式圧着工具」ですが、「18問‐R3上期午前筆記の過去問と解説」で出題されています。

過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。

当該手動油圧式圧着工具は、「圧着端子に太い電線を圧着接続する。圧着スリーブで太い電線を圧着接続する。」ものです。

圧着端子は、先に見たものと同形です。

んで、圧着スリーブは…、

…という形です。

手動油圧式圧縮工具

当該「手動油圧式圧縮工具」ですが、あまり、試験には出ません。

選択肢の1つに出るくらいです。

先の工具との違いは、まずもって、「名前」です。

・手動油圧式圧“”工具

・手動油圧式圧“”工具

1文字しか違わないため、圧着と圧縮で、実に、混同しやすいです。整理して押えましょう。

工具の先っぽがゴッツいので、これで「圧縮」と、認識するといいでしょう。

さて、当該手動油圧式圧縮工具ですが、これは、その名の通り、「圧縮接続に用いる。圧縮端子を取り付ける」となっています。

圧縮端子ですが、いくつか種類があって…、

…となっています。

あまり試験には出ませんが、選択肢の1つに出ることは出ます。

以上、接続に用いる工具のまとめでした。

あまり出ないものは、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えればいいでしょう。

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