第2種電気工事士(2電工)の2016年度・技能試験の候補問題‐No.9の作業ポイント。No.9は難しくないので、当たったら絶対にケアレスミスに注意すること。こういう簡単な問題でミスをする。2.0と2.0の接続は、リングスリーブの「中」を使うことに注意。丸型・EETはは、1度でもやってたら大丈夫。
候補問題の9に当たると、ラッキーです。かなり楽な部類に入るので、ミスすることなく、絶対に合格しましょう。
本問の固有部分は、「EET(接地極付接地端子付コンセント)」と「丸型の引掛けシーリング」ですが、両方とも、難しくありません。
“普通に”挿し込むだけなので、お手本を見て2~3回作業すれば、文系ド素人でもまずできます。
また、本問では、「VVF 2.0-2c」が2つ使われるところが固有で…、
①使用電線の適否が問われるので、指定通りのケーブルを取り付ける。
②2.0と2.0の接続は、リングスリーブの「中」で接続される。
…ことに、注意をしなくてはいけません。
まあ、①は大丈夫でしょう。よっぽどでない限り、あれほど目立つ太くて青いケーブルを間違えることはないですが、本試験では何が起きるかわからないので、文系ド素人は、最強技『指差し確認』を行った上で、作業します。
意外にわたし、練習のときにポカをしています。
注意すべきは、②です。
接続がリングスリーブで指定されている場合、「VVF 2.0-2c」のからむ接続は、リングスリーブ「中」で行います。
「中」を使うのはそうないので、うっかり「中」そのものの存在を忘れがちなのです。
ついつい、いつものクセで「小」でガチャンと接続しかねないので、注意しましょう。
当該2.0同士の接続だけは『個別化』してしまい、『一番最初に接続する』とか『一番最後にやる』とか『皮膜を剥いだら即接続する』など、各自の好みで手順化しておくことを勧めます。
ホントついウッカリ、ミスしますので、「ミスする自分を見越して、手順化という対策を取っておきましょう。
繰り返します。
本問は、丸型引掛シーリングも癖はないし、EETも緑のアースも、間違えようがないので、ついうっかり、リングスリーブで油断して間違えます。
本問の最大の問題・最強の敵は、「ケアレスミス」と踏まえておきます。
普段できていることが、本試験だとミスします。
本問は、作業が単純なので、たいてい、時間が余るはずです。
焦らなくても、時間は十分にあります。心を落ち着けて、作業するようにしてください。
なお、「施工省略」は、時折アレレとなるので、やることを手順化しておきましょう。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
2016年1月15日 12:04 PM
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