第23回‐個別問題 過去問(H30/3実施)

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は『部門費振替表』の問題。第23回試験の第4問‐個別問題の2問目の難易度は「ふつう」。ふつうの計算問題です。難しいところはありません。計算ミスに気をつけて、落ち着いて電卓を叩きましょう。解説とともに、注意点なども述べていきます。

第1問‐部門費振替表

 ◇問題◇

 

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解説

 結論から言うと、「答えはこちら」です。

 本問のレベルは「ふつう」です。

 落ち着いて計算すれば、まず間違いなく、点の取れる問題です。

 焦らなくていいです。ゆっくりでいいです。正確に電卓を叩いていきましょう。

 計算ミスによる再計算こそが、最大のロスです。

機械部門の?

 問題文には、多々数字が並んでますが、「機械部門」だけ、「?」となっています。

 そこで、ヒントになるものがないかと、アレコレ探すと、解答用紙にありました。

 

 「第2工事部」の「機械部門費」が「\34,650」となっています。

 んで、資料には、サービスの提供割合が記されており…、

 機械部門 45 33 22(計100%)

 …となっています。

 これで、計算の糸目がつきました。

 「第2工事部」の「機械部門費」の「\34,650」は、「33%」に該当するわけです。

 後は割り算で、「34650/33」は「1050」となります。単価?は、「1050」なわけです。

 これを100倍して、機械部門の「?」が、「\105,000」であることがわかりました。

 残りの提供割合も計算してしまいます。

 第1工事部の割合は「45」なので、「1050*45」で「\47,250」が配賦されます。

 第3工事部の割合は「22」なので、「1050*22」で「\23,100」が配賦されます。

 これで、機械部門が埋まりました。

車両部門の処理

 車両部門は、問題ないです。普通に掛け算をして、求めます。

 車両部門の発生原価は、「\32,000」です。「32000/100」で、単価?は「320」となります。

 提供割合は、「50 38 12(計100%)」です。

 第1工事部の割合は「50」なので、「320*50」で「\16,000」が配賦されます。

 第2工事部の割合は「38」なので、「320*38」で「\12,160」が配賦されます。

 第3工事部の割合は「12」なので、「320*12」で「\3,840」が配賦されます。

 これで、車両部門が埋まりました。

材料管理部門の?

 残るは、材料管理部門です。

 材料管理部門の発生原価は、「\45,000」です。「45000/100」で、単価?は「450」となります。

 で、提供割合ですが、「40 ? ?」となっています。

 そこで、ヒントになるものがないかと、アレコレ探すと、解答用紙にありました。

 

 第2工事部の「集計」が「\1,246,210」と出ています。

 第2工事部の部門費は「1185000」で、第2工事部の機械部門費は「34650」で、第2工事部の車両部門費は「12160」です。これらを、引き算します。

 「1246210-1185000-34650-12160」で、第2工事部の材料管理部門費「14400」が求められました。

 これが、第2工事部門への提供額なわけです。

 先に見たように、材料管理部門の単価?は「450」ですから、「14400/450」で、提供割合は「32%」であることがわかりました。

 この数字を先の提供割合に入れると、「40 32 ?(計100%)」となり、残る第3工事部の割合は、「28」であることがわかりました。

 後は、この割合を元に、材料管理部門の原価を、第1工事部と第3工事部に配賦するだけです。

 第1工事部の割合は「40」なので、「450*40」で「\18,000」が配賦されます。

 第3工事部の割合は「28」なので、「450*28」で「\12,600」が配賦されます。

 これで、材料管理部門が埋まりました。

 後は、空欄になっている集計のところを、埋めていくだけです。

まとめとこたえ

 答えは…、

 

 …です。

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23回

 index

第1問:仕訳

 1問:貸倒引当金・・・「ふつう」。

 2問:工事進行基準・・・「ふつう」。

 3問:消費税・・・「ふつう」。

 4問:社債発行・・・「ふつう」。

 5問:手形・・・「ふつう」。

第2問:文章問題

 1問:固定資産売却・・・「ふつう」。

 2問:仕入・・・「ふつう」。

 3問:株式発行資本金・・・「難」。

 4問:本支店会計・・・「ふつう」。

第3問:計算問題

 人件費予定配賦・・・「ふつう」。

第4問 個別問題

 1問:理論問題・・・「ふつう」。

 2問:部門費振替表・・・「ふつう」。

第5問 総合問題

 精算表・・・「ふつう」。

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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