26問‐令和3年4月 二ボ公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和3年4月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第26問目の解説。本問は、「燃料の分析及び性質」を問う問題です。よく出る論点です。テキストを精読していれば解けるので、テキストを何回も読んでおきましょう。難易度は「ふつう」です。

26問‐燃料の分析及び性質

 

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 本問のレベルは、「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

 問題一覧は、こちらです。

 全問の答えは、こちらです。

選択肢1

 選択肢1の「組成を示す場合、通常、液体燃料及び固体燃料には元素分析が、気体燃料には成分分析が用いられる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 当該「元素分析」と「成分分析」は、しばしば出るので、用語チェックをしておいてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「燃料を空気中で加熱し、他から点火しないで自然に燃え始める最低の温度を、発火温度という。」ですが、正しい記述です。

 定番用語です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「発熱量とは、燃料を完全燃焼させたときに発生する熱量である」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「高発熱量は、水蒸気の顕熱を含んだ発熱量で、真発熱量ともいう」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「顕熱」のところです。

 正しくは、「潜熱」です。

 こういう“よく似た語句の入れ替え問題”は、二級ボイラー技士の定番問題なので、テキストは、よくよくチェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢5

 選択肢5の「高発熱量と低発熱量の差は、燃料に含まれる水素及び水分の割合によって決まる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 設問は、「誤っているものはどれか?」です。

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 「5」は「正」です。

 正解:4

 次の問題へ。

過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

R3年4月過去問

 インデックス

 問題一覧

 答え一覧

構造10問

 1問:必要熱量・・・「ふつう」

 2問:ボイラー容量・効率・・・「ふつう」

 3問:ボイラーの水循環・・・「ふつう」

 4問:伝熱管に分類されないもの・・・「ふつう」

 5問:鋳鉄製ボイラー・・・「ふつう」

 6問:計測器 ・・・「やや難」

 7問:ボイラーの自動制御・・・「ふつう」

 8問:ボイラーの給水系統装置・・・「ふつう」

 9問:エコノマイザ・・・「難」

 10問:ボイラーの附属品・・・「ふつう」

取扱10問

 11問:ディフューザポンプ・・・「ふつう」。

 12問:スートブロー・・・「ふつう」

 13問:脱酸素剤・・・「ふつう」

 14問:ボイラー水の吹出し・・・「ふつう」

 15問:キャリオーバ・・・「ふつう」。

 16問:6 ボイラー水位措置・・・「ふつう」

 17問:内面清掃・・・「ふつう」。

 18問:単純軟化法・・・「ふつう」

 19問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「やや難」

 20問:点火前の点検・準備・・・「ふつう」

燃料・燃焼10問

 21問:燃焼用語定義・・・「ふつう」

 22問:油バーナ・・・「ふつう」。

 23問:燃料の燃焼・・・「ふつう」

 24問:重油の性質・・・「ふつう」

 25問:石炭燃焼と重油燃焼・・・「ふつう」

 26問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」

 27問:低温腐食の抑制方法・・・「ふつう」

 28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「やや難」

 29問:一次空気及び二次空気・・・「ふつう」

 30問:ボイラーの通風・・・「ふつう」

法令10問

 31問:ボイラー設置の検査・・・「ふつう」

 32問:鋳鉄製温水ボイラー規制・・・「ふつう」

 33問:ボイラー室・・・「ふつう」

 34問:伝熱面積の算定方法・・・「ふつう」

 35問:二級ボイラー技士選任ボイラー・・・「ふつう」

 36問:鋳鉄製ボイラー附属品・・・「ふつう」

 37問:ボイラー変更届・・・「ふつう」

 38問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」

 39問:見やすい箇所に掲示・・・「ふつう」

 40問:附属品管理・・・「ふつう」

独学向け教材

 独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。

 ま、読むのがメンドウな人は…、

 過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、

 そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。

 わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

 手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。

 サブ機として、試験後も活躍するはずです。

 amazon参考‐Fire HD

二級ボイラー技士のこまごましたもの

 二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。

 ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。

 二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。

 乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。

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