第11問は、「ディフューザポンプ」の問題です。知らないと解けない問題です。テキストの記述をシッカリ押えておきましょう。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く」ですが、正しい記述です。
給水ポンプは、内部に空気が入ると機能が低下するので、空気を十分に抜く必要があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「起動は、吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開にした状態で行い、ポンプの回転と水圧が正常になったら吐出し弁を徐々に開き、全開にする」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「起動」の場合、「吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開」のところは、よく入れ替えられます。
「起動は、吐出し弁を“全開”、吸込み弁を“全閉”」と変えられても、判別が付くようになっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「グランドパッキンシール式の軸については、運転中、水漏れが生じた場合はグランドボルトを増締めし、漏れを完全に止める」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「漏れを完全に止める」のところです。
グランドパッキンシール式ですが、水が連続して滴下する程度に締め、なおかつ、締めしろを残すようにします。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「メカニカルシール式」の場合は、「水漏れがないように締め」ます。
本問の「グランドパッキンシール式」と「メカニカルシール式」も、しばしば試験に登場するようになっているので、押えておきましょう。
選択肢4の「運転中は、振動、異音、偏心、軸受の過熱、油漏れなどの有無を点検する」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。また、常識的に判断できるように思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める」ですが、正しい記述です。
「停止」のときですが、「吐出し弁を徐々に閉め、全閉」です。
「起動」ともども、よく出るので押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
答え:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:必要熱量・・・「ふつう」
2問:ボイラー容量・効率・・・「ふつう」
3問:ボイラーの水循環・・・「ふつう」
4問:伝熱管に分類されないもの・・・「ふつう」
5問:鋳鉄製ボイラー・・・「ふつう」
6問:計測器 ・・・「やや難」
7問:ボイラーの自動制御・・・「ふつう」
8問:ボイラーの給水系統装置・・・「ふつう」
9問:エコノマイザ・・・「難」
10問:ボイラーの附属品・・・「ふつう」
11問:ディフューザポンプ・・・「ふつう」。
12問:スートブロー・・・「ふつう」
13問:脱酸素剤・・・「ふつう」
14問:ボイラー水の吹出し・・・「ふつう」
15問:キャリオーバ・・・「ふつう」。
16問:6 ボイラー水位措置・・・「ふつう」
17問:内面清掃・・・「ふつう」。
18問:単純軟化法・・・「ふつう」
19問:ばね安全弁及び逃がし弁・・・「やや難」
20問:点火前の点検・準備・・・「ふつう」
21問:燃焼用語定義・・・「ふつう」
22問:油バーナ・・・「ふつう」。
23問:燃料の燃焼・・・「ふつう」
24問:重油の性質・・・「ふつう」
25問:石炭燃焼と重油燃焼・・・「ふつう」
26問:燃料の分析及び性質・・・「ふつう」
27問:低温腐食の抑制方法・・・「ふつう」
28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「やや難」
29問:一次空気及び二次空気・・・「ふつう」
30問:ボイラーの通風・・・「ふつう」
31問:ボイラー設置の検査・・・「ふつう」
32問:鋳鉄製温水ボイラー規制・・・「ふつう」
33問:ボイラー室・・・「ふつう」
34問:伝熱面積の算定方法・・・「ふつう」
35問:二級ボイラー技士選任ボイラー・・・「ふつう」
36問:鋳鉄製ボイラー附属品・・・「ふつう」
37問:ボイラー変更届・・・「ふつう」
38問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「ふつう」
39問:見やすい箇所に掲示・・・「ふつう」
40問:附属品管理・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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